北岡伸一の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(北岡伸一君) 御質問ありがとうございます。
ODAによって整備されました施設や機材は、被援助国側により適切に維持管理され援助効果が十分に発現されると、これが支援の実効性確保や日本の国民に対する説明責任の観点から非常に重要だと認識しております。
こうした観点から、JICAは、外務省と連携しつつ、施設や機材を被援助国自身がしっかりと維持管理できるようにするため、すなわちその自立の観点から、必要に応じ技術協力等を通じ、それらの国の維持管理能力向上支援を実施しております。そのほか事業実施後の施設、機材の利用状況の把握に努めております。援助効果が十分発現されるよう、相手国に働きかけるなど、幅広くフォローを行っております。
維持管理上の問題の把握は、JICA在外事務所による日常的なモニタリング、すなわち視察や打合せ等、それからまた案件完了後の事後評価などにより行っております。状況把握の結果、施設や機材の維持管理が被援助国側によって必ずしも適切に行われていないということを発見した場合には、被援助国側に適切な対応を要請することとまずしております。しかしながら、予期せぬ自然災害ややむを得ない財政的な事情等により、自助努力だけではどうしても改善が困難と認められる場合には、JICAがフォローアップ協力を活用して支援することといたしております。
JICAとしては、引き続き外務省と連携しつつ、効率的かつ効果的なきめ細かい支援の実施に努めてまいりたいと存じております。