片山さつきの発言 (総務委員会)
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○片山さつき君 大臣におかれましては、本当に財政厳しい中、消防には特段の御配慮をいただき、大変有り難く存じております。糸魚川大火につきましてはまだまだ反省を踏まえて解明すべきこともあると思いますので、引き続き是非よろしくお願いいたします。
さて、次ですが、このシーズンは本当に火災が残念ながら多うございます。埼玉県の三芳町でございます。これは、この辺りは物流地域なんです。本日は、我が参議院の幹事長代行、埼玉選出の関口先生もいらっしゃいますが、この東京都心を中心にした放射状地域は、今回の火災は人ごとではないのであります。物流倉庫の最新型が十二日間燃えて消せなかったという現実があるんですね。十二日間、これ三日四日なら分かりますけど、十二日間。当然、若干の方だったかもしれないと言う方もいますが、避難させられた方もいれば、相当煙も出ましたし、第一不安感も強かったと。
この問題について、三芳町の林町長は消防団長さんなんですよ。私どもも消防団長として存じ上げておりまして、やはり、今日質問の機会をいただいたということで、倉庫火災について、長年消防団長を務めている町長の立場からまたいろいろと御要望をいただいてまいりました。
まず、その建物、倉庫という用途の盲点でございますね。これは不特定多数の百貨店よりもやっぱり緩いんですね、いろいろなルールが。つまり、従業員と決まった人しか出入りしないという建物になっているので、これ、火災の拡大防止策とか、万が一のときに円滑な消火活動を実施するための方法について検討を十分にできていたのかということはどうしてもあります。
ですから、今後は建物の状況を考えて、倉庫についても消防法等によりましてスプリンクラーの設置、これ大体今三階建てか五階建てぐらいの高い倉庫なんですね、あっちこっちにスプリンクラーということを考えねばいけないだろうということと、それから、大型の倉庫等を持つ企業さんは、そこに従業員がたくさんいなくても、火災に対するリスクマネジメントをもう少し徹底させて、社員の安全教育とか万が一の自衛消防の強化、それから従業員さん自身の一時的な避難場所の確保、それから危ないところには入るなとかいろんなところ、それから、万が一周辺に拡大しそうな場合のその当該自治体との連携や周辺の住民、町内会、自治会にどうやって対応を促していただくかのマニュアルと、こういったものを少し付けていただかないと困るだろうと。
また、十二日間消防活動をやるということは余りあることじゃないですね。ですから、消防団員の体調とか、お手洗い、水、食料、仮眠室、暖房等の後方支援が今回浮上したんですよ、問題点として。これをやらなくちゃいけないんですけれども、何日かして当該企業さんも物資や何かをくれるようになったんだけど、初めのうちはちょっとその辺に遅れもあったという現実があります。
また、今回も、この三芳町もそれほど大きな自治体ではないんですが、消防団の装備が、先ほどの糸魚川市と同じですね、もうちょっと、いざというときには確実に近くにいるのは消防団ですから、その拡充が必要なんじゃないかということがありましたのと、この町は所沢市との境界線に倉庫とかその辺があるんですよ。ですから、境界線にあるときの住民避難とか、消火の水の量が不足なときにどちらがどうするか、それから消防団の協力を自治体同士でどうやって実践的に実のあるものにするかと、こういったこともある程度課題になったと。幾らでも論点は出てくるんですね。
それから、これは私もなるほどと思ったのは、十二日間消していると膨大な水道料が発生するんですけど、これは当面町の財政負担なんですよ。十二日間水掛けているわけですから。ということと、消滅してしまった広大な建物については今回は固定資産税等も減免対象になって減収してしまうということで、これ特別交付税について当面御配慮をいただきたいというのは、確かにこの町の財政規模を考えると当然のことだと思っております。
さらに、消防の広域化、これが言われておりますけれども、まだまだいろいろと多様化している災害のニーズについて強化が必要と。それから、緊急消防援助隊の国庫補助等いろいろあるんですけれども、様々な補助のメニューを拡充していただきたいという消防団長兼町長さんの切なる願いをこの場で披露させていただく機会をいただけて、本当に有り難いと思っております。
まず、今日国交省に来ていただいたんですけれども、建築基準法上、今回上に窓がなかったんですよ。だから、水が入れられなかったんですね。これはこのままでいいのかということがあります。ですから、こういった大型倉庫について、建築基準法上の問題は今どうなっていて今後どうすべきなのか、また、その検査に適合しているかのチェックはどのようにやっていたのかをまず国交省に伺いたいと思います。