柘植芳文の発言 (総務委員会)
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○柘植芳文君 ありがとうございました。
もう少しいろいろ議論したいんですけれども、もう時間がございませんので、今日、あと大事なところは郵便局のネットワークの維持のところでございまして、実は新潟県が金子先生の地元、奈良県が高市先生の地元でございます。その中のいわゆる郵便局の状態がどうなっているかということでちょっと数値を見てまいりましたら、実は新潟県には全部で郵便局が五百三十四局あるわけでございます。そのうち二名局、二名局というのは局長一人と社員一人です、この局が二百六十五局、全体として、あと簡易局がございますので、四九・六%が二名局でその業務を行っている。言葉を換えれば非常に過疎地が多いということでございます。それが実態であります。それから、奈良県を見ますと、二百四十一あるうちに二名局は四十六局、ここは比較的楽なと言ってはおかしいですけれども、要員的には比較的楽な形で、一九・一%という比率でございますが、ここで数字が分かりますように、これからの大きな課題は過疎地の郵便局をどういう形で守っていくか、これは恐らくこれから先一番経費の掛かるところでございまして、今簡易局という問題がちょっと浮上をいたしております。
簡易局と直営店とおのずからと違うのは、直営店はいわゆる日本郵便が管理をしておる会社でありますし、簡易局は日本郵便と受委託をした郵便局であるわけでございます。だけれども、法律的には簡易局も同じようにユニバーサルサービス義務は課せられた郵便局であり、なおかつユニバのサービスを提供する郵便局でもあるわけでございます。そういった観点からいくと、これから会社が経営効率のために直営店を廃止してコストの少し安い簡易局に移行した場合に、簡易郵便局というところがこれから先本当に真にユニバーサルサービスを提供し得る郵便局としていくのかどうか、これは私は非常に危惧をするところでございます。
そういったことを最後に大臣からお聞きしまして、どうしたらこういったところをしっかり守っていけるかと。大臣がよく言ってみえる地方創生だとか、地域の中で今郵便局は懸命に頑張っておるわけでございます。そういったところの、これから地方自治体との業務提携だとか、いろいろなビジネスの模索をしながらやっていきたいと考えておりますけれども、大臣のひとつ激励の言葉と、これから先こういったらやっていけるよという御見解がありましたら、是非お願いしたいと思います。