伊藤孝恵の発言 (総務委員会)
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○伊藤孝恵君 民進党・新緑風会の伊藤孝恵です。本日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。
昨日、松野文科大臣が、加計学園の獣医学部新設について大学設置・学校法人審議会に諮問しました。
まず冒頭、国家戦略特区について大臣の御認識をお聞かせください。
国家戦略特別区域法の第一章第一条には、要約してしまいますけれども、国家戦略特区というのは、経済社会の構造改革を重点的に推進することで産業の国際競争力を強化して、国際的な経済活動の拠点を形成するそのための場所、国民経済の発展及び国民生活の向上に寄与する目的で定める場所だと書いてあります。だからこそ血税も真に有意義に使われるべきです。
こちらに認定状況の一覧がございますけれども、例えば、御子息が御党の衆議院議員でいらっしゃる医療法人の病床規制が外されていたりですとか、なぜか利子補給金が特定の団体に潤沢に給付されていたりとか、中でもやはり目を引きますのが、学校法人加計学園の獣医学部の新設に係る認可基準の特例なんです。こちらは、評価額三十六億七千五百万円の土地が無償譲渡され、県と市が最大九十六億円という破格の補助金を支払うことが先月決まっています。もちろん財源は全て税金で、今治市民のほとんどが誘致に反対だそうなんですが、強行突破されました。
加計学園グループといえば、昨今全国各地で土地の無償貸与、譲渡を受け、自治体から巨額の補助金を受け取って次々に学校を建設しています。すさまじいスピード感を持って進めておられるハレーションは、当然、今治の議会、特に特別委員会で顕著でして、これ相当もめたそうです。それはそうです。九十六億円中、最低でも六十四億円は今治市が出すことになります。平成二十七年度の歳入が七百七十三億六千万円の町です。この規模の支出たるや、これは大変なことです。今治市の歳入の六三%は依存財源で、そのうち二八・三%が地方交付税で占められておりますが、来年度の交付税の増額など、まさかそこまでの選択はございませんよね。大臣、お願いします。