伊藤孝恵の発言 (総務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○伊藤孝恵君 大臣、国家戦略特区というのは、獣医師会も地域の皆さんもこぞって反対するようなものにではなくて、例えば、今から質問させていただくような人工知能、AIですね、そういったもの、AIだとカンブリア爆発というふうによく言われていますけれども、それを前に産業としての可能性の芽が大いに出てきております。そして日本企業がブルーオーシャンを取れるか取れないか、今そんなはざまに来ております。そういうことのために使っていただきたいというふうに思います。
では、質問に移らせていただきます。
一九五六年から六〇年代にかけて第一次AIブームというのがございました。それから一九八〇年代の第二次AIブームを経て、このときは通産省が五百七十億円掛けて第五世代コンピュータープロジェクトというのをやったそうなんですけれども、今現在、第三次AIブームというふうに言われております。それは委員の皆さんも御存じかと思いますけれども、今ペッパー君って町中におりますけれども、恋愛相談にも乗ってくれますし、スマホのSiriはお天気も教えてくれる、道順も教えてくれる、最近人気のレストランも教えてくれるというようなそんな時代です。ウエブとビッグデータによるディーププランニングの時代のAIというのは、インターネット並みに今後私たちの生活をますます劇的に変えていくものだというふうに思います。
そして、それを決定付けたのが目の存在だと、大臣もAIについての講演をされておりますので御存じかと思いますが、やっぱり目、この目が生まれたというのは大きいかと思います。画像認識で人間の精度を超えることは今までありませんでしたが、ついに二〇一五年の二月、人間の五・一%のエラーに対して、ディーププランニングは四・九%、最新のデータでは三・一%となりました。進化生物学者のアンドリュー・パーカー氏は、一気に生物が誕生、進化したカンブリア紀の大爆発は目を持ったことによるものだと仮説を立てています。
認識できて、運動できて、言葉ともひも付けられる機械、ロボットの世界にカンブリア爆発が起こるそのとき、製品を一刻も早く市場に投入してデファクトスタンダードを取りにいこうという、そういった戦略は肝要かと思いますけれども、大臣の御所見をお伺いします。