小澤典明の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○政府参考人(小澤典明君) お答えいたします。
先生御指摘の凍土壁につきましては、これは汚染源に水を近づけないための予防的かつ重層的な対策の一つとして実施しているものでございます。具体的には、お示しいただいた資料にもございますように、福島第一原子力発電所の一から四号機までの原子炉建屋の周りを凍結管で狭い範囲で囲みまして、土壌を凍結して地下水の流入を抑制するというものでございます。
海側と陸側がございますけれども、まず海側につきましては、昨年十月に凍結を完了いたしました。護岸からの地下水のくみ上げ量、これも先生にお示しいただきました資料にもございますが、このくみ上げ量が凍結開始前の日量約四百トンから約三分の一、百二十トン程度まで減少するなど、遮水効果が現れているものというように認識しております。
また、山側につきましては、現在、約九九%まで凍結が進展しております。壁の内外の水位差、これが拡大しまして、遮水効果が現れ始めている状況でございます。さらに、これまで未凍結としていました七か所のうち、先月までに六か所の凍結が開始されております。残りの一か所につきましても、原子力規制委員会において確認をいただきながら、凍結に向けて判断をして、凍結を進めていくということになろうかというように考えております。
今後とも、山側の凍結完了に向けまして、早期に原子力規制委員会からの認可を取得いたしまして、安全かつ着実に作業を進められるよう、引き続き東京電力と協力し、そして指導しながら進めてまいりたいと考えております。