長沢広明の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○副大臣(長沢広明君) お答えいたします。
石井委員におかれましては、被災地に頻繁に足を運んでいただいて、様々民間からの復興の活動をサポートいただき、御指導いただいていることに心から感謝を申し上げます。先日も、この四月一日午前零時をもって避難指示解除された富岡町にお運びをいただきましたことを承知しております。大変ありがとうございます。
今、富岡町のお話いただきましたけれども、双葉郡の中でも、郡都富岡というふうに言うぐらい、ある意味、双葉郡の復興を象徴する大事なポイント、地域だというふうに思っております。
その富岡町におきまして、一つは、まず鳥獣対策というのが課題になっているというふうに承知をしております。イノシシが畑を掘り起こしたりするということがありまして、農林業の被害防止ということだけではなく、帰還しようとする御家族の中でもお子さんがいる御家庭は怖くて帰れないと、こういうような不安の声が出ているのも事実でございまして、大変大事な課題だと思っております。
今、関係機関が協力をして、猟友会による捕獲、あるいは侵入防止柵の整備、あるいは捕獲した鳥獣の焼却施設の整備等を国としても支援をしております。今年一月から、国と県と市町村、これ一緒になって、避難十二市町村鳥獣被害対策会議を立ち上げまして、イノシシについても研究されている専門家の方に入っていただいて、そういうことの中で、広域で連携をしてこの鳥獣対策をやろうと。その中には、例えばこの十二市町村の中でもどこかモデル地域を決めて、そこで具体的な効率的なやり方、どういうふうにやるのか、そういうことを進めていきたいというふうに思っております。
それから、国の出先機関ですが、まさに富岡町は、郡都富岡と言われているぐらい、国や県の出先機関が集中していたところでございます。そうした出先機関の帰還についても、できるだけ早く帰還できるようにということで今調整をしております。
例えば、厚生労働省関係でいいますと、富岡労働基準監督署、それからハローワーク富岡、ございました。これ、広野町やいわき市に今サテライトで移っておりますけれども、こうした関係自治体と調整をする、これをしっかり踏まえつつ、本年度中の帰還を目指してまいります。
それから、法務省関係でも、福島地方法務局の富岡出張所、これは今年夏までに登記申請の受付、相談の一部業務を再開し、その後、登記申請の動向等を踏まえつつ、できる限り早期に業務を再開するという方向になっております。簡易裁判所、富岡簡易裁判所がありましたが、今年夏までに富岡町内に臨時の執務場所、これをつくりまして、そこに裁判所職員を派遣して手続案内等の業務を再開することを目指すと、こういうことで、一つ一つ再開に向けていけるようにしております。
ちなみに、先生今御指摘になった警察ですけれども、双葉警察署はこの三月に再開しました。それから、県の合同庁舎もこの四月から再開をしております。
引き続き、関係機関と連携を図って、必要な対策支援を講じてまいります。