山本有二の発言 (農林水産委員会)

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○国務大臣(山本有二君) 今後の肉用牛の生産振興、これについてのお尋ねでございます。
 御指摘のとおり、肉用牛の飼養戸数、飼養頭数、年々減少傾向でございます。その背景を申し上げますと、繁殖経営では十頭未満の小規模層が全体の七割を占めておられます。労働収益性が低いわけでありまして、後継者が確保しにくいという事情がございます。多くの繁殖経営が中山間地域に立地しておるものですから、高齢化と相まって規模拡大がなかなか困難だという事情もございます。繁殖経営の減少に伴いまして、肥育の牛の供給が十分確保されておりませんので、肥育経営にも影響を与えているということが背景にございます。
 このような状況に対処するために何があるかということをしっかり考えていく必要がございまして、このため、まず繁殖経営におきましては、各経営の労働負担の軽減を目的として子牛の育成部門を外部化するというキャトルステーションの整備、あるいは肉用牛のヘルパーの活用、そうしたことによりまして中小規模の経営を含めた地域全体での規模拡大が進められるのではないかと、こう考えております。
 次に、肥育経営についてでございますが、自ら繁殖から肥育まで一貫して経営を行うような大規模法人経営、これの育成が必要ではないかというように考えております。繁殖雌牛の飼養頭数につきましては、平成二十八年に五十八万九千頭、六年ぶりに増加、九千頭、したわけでございますし、生産基盤の回復の兆しというのが見え始めたところでもございまして、こうした動きが確固たるものになるように、肉用牛の生産基盤の強化、引き続き取り組んでまいりたいというように考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 山本有二

speaker_id: 1129

日付: 2017-03-09

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会