平野達男の発言 (農林水産委員会)
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○平野達男君 大臣おっしゃったように、繁殖というのは、今でも一戸当たり三頭、四頭の親牛を飼って、それで繁殖するという農家というのは決して少なくないんですね、元々。それと、岩手県なんかでは、東北地方は特にそうなんですけれども、それと田んぼでやるという耕畜連携みたいな形でスタートした面もあります。
三ページ目にちょっともう一枚図を用意させていただいたんですけれども、これ、肉用牛繁殖農家の年齢構成及び後継者のいる割合ということで、これ農林業センサスに基づいて作っていただいた表なんですけれども、一次産業が大体全てこの傾向にあるんですが、繁殖農家に関して言えば、六十五歳から七十五歳以上の方もまだ頑張っておられるということで、しかも農業後継者がいる割合は、二〇一〇年、二〇一五年に比べて若干ですけれども下がっているということです。
特に、七十五歳以上に関して言うと、今から四、五年前は七十歳ぐらいだったんですけど、そろそろやめようと思ったときに子牛価格がどんどん上がってきたわけです。子牛価格が上がってきたから、この価格だったら少しやってみようかなといって、それでやっている農家もかなり多い。多いんですが、先ほど言ったように、後継者がいないです。いないと同時に、四、五年前は七十だった人が今七十五歳になってきて、そろそろしんどくなってきているということで、最終的に大きな繁殖農家、規模を拡大していくというのは大事だと思いますけれども、もう一つは、この六十五歳から七十五歳以上の方々が当面担い手としてやっていかなくちゃなりませんから、こういった方々の労力軽減策というのもやっぱり大事ではないかなというふうに思います。枝元局長のところではいろいろなところを考えておられるようですから、それはしっかりやっていただきたいと思いますが、中期的な話とやっぱり、中期的というか、足下の話と長期的な話というのはセットでやって対策をしっかり講じていただきたいというふうに思います。
特に、肉用牛については輸出産品だというふうに言っていますけれども、こんなに高い牛肉だと、やっぱり輸出ということに対しても本当にこれで大丈夫かなということになりますから、産業全体の基盤を強化するというのは、繰り返しになりますけれども、供給体制をしっかりすると、それでいいものを安くというのがやっぱり基盤でありますから、そういう形、そういう方向に向けて肉用牛の部分については頑張っていただきたいと思います。
そして、今のこの牛に関してもうちょっと話を続けますと、和牛の子牛価格が高くなっているということで、繁殖農家が少なくなってきているという中で、ホルスタインをどんどん使っていますから、ホルスタインを使ったことによって何が影響で出てくるかというと、今度は乳用牛の数が伸びなくなってきてそちらの価格も上がってきているという中で、今全体、現場の中で起こっているというのは、牛の価格のバブルみたいなことを言われておるわけです。スタートは全部、全部というか、基本的には今の和牛の子牛価格の値上がりというところに行っているのではないかと思いますが、そういうところにも影響していますので、是非ここの部分は、牛関係の産業の基盤強化ということはしっかりやっていただきたいと思います。
枝元局長、何か答弁したいような顔をされていますので、是非立って答弁してください。枝元局長。