舟山康江の発言 (農林水産委員会)

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○舟山康江君 まず一つは、全体として足りているから大丈夫だというスタンスで来られたと思います。ただ一方で、現実の問題として地域偏在もある、努力はしてきたけれども、なかなか難しい問題もあるということでありました。そして、文部科学省としては、やはり学校設置の認可権者として、そういった状況でもやっぱり定数管理は必要なんだということで、ずっと両省庁でいろいろそういった同じ思いを持ってきたわけです。
 ところが、ここに来て、国家戦略特区という突然降って湧いたような話があり、まさに時間を掛けてその辺の需給をきちんと勘案して検討すべきところを、早くしろ早くしろといろんな声が働く中で物事が決まっていってしまった、ここが大きな問題なのかなというふうに思います。
 特に文部科学省は、ここにはもう何度も、農水省も、全国的には需給は十分足りていると。これは、産業動物についても小動物についても全体の需要は減っているわけですし、全体として何とかなっているということ。そして、そういう状況を踏まえて、文部科学省も今、現段階で定員管理、定数管理を外すという状況にはないということを何度もこのワーキンググループの場でも発言をされております。
 そして、とりわけ文部科学省は、いわゆる二〇一五年日本再興戦略の改訂のとおり、構想が具体化した場合には需要の動向も考慮しつつ検討すると。そしてもう一つ、これも大事なんですけれども、実際に感染症対策、これは大学がやるのではなくて、一義的には国や県が行うと、これ至極もっともなことを言っている。大学を増やせば新しいニーズに対応できるわけではないということもおっしゃっております。そして、まさに具体的な需要、そして既存の大学・学部では対応が困難だということであれば検討する必要もあるけれども、でもやっぱり需要、供給も見ていかなきゃいけないですねということをもう最後まで踏ん張って言われているわけですよ。
 そういう中で、農水省は、学部新設に関してはコメントは特段ないということで終わってしまっているというのは大変残念だなと思いますけれども、そういう中で、要は、今、地域偏在があるにしても全体として足りているということ、そして定数管理は依然として必要だということを今でも思っていらっしゃる。
 ちょっとこれ、文部科学省に、義家副大臣に確認ですけれども、これは明示的に主張されていたのは、私がこの記録で探せたところに関しては、平成二十七年六月のワーキンググループの際にも定員管理の必要性を訴えておりますし、ごめんなさい、二十七年ですね、二十六年六月にもそういった論点のまとめということで、やはり定員管理の必要性、理由を発言されております。現在のお考えはいかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 舟山康江

speaker_id: 29872

日付: 2017-06-01

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会