小川勝也の発言 (農林水産委員会)
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○小川勝也君 まあ、逃げを含めただらしない答弁です。
第二十五回の国家戦略特区諮問会議の議事録の抜粋、報告をさせていただきます。これは、この委員会に所属する皆さんはもう日時を言っただけで分かるわけでありますが、平成二十八年の十一月九日であります。
文科省は、後でお話をいたしますけれども、この決定に向かう中で、問題があるということを省内で認識をし、激しく抵抗するわけであります。ところが、山本委員は、大臣はこういうふうに言うわけであります。口蹄疫や鳥インフルエンザといった家畜伝染病に対する防疫対策を担っており、その確保は大変重要です。近年、家畜やペットの数は減少しておりますけれど、産業動物獣医師の確保が困難な地域が現実にございます。農林水産省といたしましては、こうした地域的課題の解決につながる仕組みとなることを大いに期待しているところでございます。まあ、役人が作った逃げの答弁です。
ここで立派な委員がおられます。財務大臣です。財務大臣は何とおっしゃったか。松野大臣に一つだけお願いがある。法科大学院を鳴り物入りでつくったが、結果的に法科大学院を出ても弁護士になれない場合もあるのが実態ではないか。だから、いろいろと評価は分かれるところ。似たような話が柔道整復師でもあった。あれはたしか厚生労働省の所管だが、規制緩和の結果として、技術が十分に身に付かないケースが出てきた例。ほかにも同じような例があるのではないか。規制緩和はとても良いことであり、大いにやるべきことだと思う。しかし、うまくいかなかったときの結果責任を誰が取るのかという問題がある。この種の学校についても、方向としては間違っていないと思うが、結果、うまくいかなかったときにどうするかをきちっと決めておかないと、そこに携わった学生やそこに関わった関係者はいい迷惑をしてしまう、そういったところまで考えておかねばならないというところだけはよろしくお願いしますと。これは、麻生大臣が松野大臣にお願いをしたことであります。松野大臣おられませんので副大臣にお伺いしてもいいんですけれども、これは通告しておりませんので、聞きません。
文科省は努力してきたんですよ。私は、義家副大臣は政治家として余り好きな政治家ではありませんでしたけれども、物すごく努力をしてきたことはこの委員会でも明らかになっております。農林水産省の努力が全然見えてないんですよ。何やっていたんだと。
で、結果的にどういうことが起きるのか。毎日新聞にいい記事が出ていました。犬、猫減なのに獣医師が増えるのと、こう書いてあります。今、全国に約三万九千人の獣医師さんがおられて、犬、猫などのペット獣医師は約一万五千二百人、牛などの産業動物が四千三百人、食肉検査などを行う公務員獣医師が九千五百人、そして製薬企業勤務や研究職などもおられると、こういうことであります。
そこで、もし三十年に開学しても、獣医師さんが誕生するのは六年後であります。六年後、世の中どういうふうに変わっていくのかというふうに考えてみたわけであります。当然のことながらペットは減少します。それから、少し工夫はなされていますけれども、高齢社会がますます進んでいく中で、寂しいからペットにアクセスしたいという高齢者がどんどん増えていきます。しかし、新たなペットを購入する、飼育するということになりますと、最終年齢というのがあるわけであります。すなわち、ペットをみとれないという年齢になると、ペットを飼いにくいという現状があります。
それから、後に触れますけれども、牛、豚の飼育頭数は現状維持か微減であります。しかし、戸数がどんどん減っておりますので、獣医師さんの出張の手間というのはどんどん小さくなっていくわけであります。
それから、関係者にお伺いをしたところ、製薬メーカーが今合併を繰り返していますので、例えばA製薬、B製薬と獣医師さんを二人雇っていたその製薬の研究職は、合併したことによって一人で済むようになるわけです。すなわち、獣医師の需給はどんどん細っていくというのが私は現状なのではないかというふうに思っています。
そして、新たな獣医学部の新設となると、ただでさえ獣医学の専門的知識を持つ、教える能力のある先生方は限られているわけであります。これを今加計学園が集めると、ほかの大学にも支障が来されるわけであります。こういうことを文科省はどう把握しているんですか。どう答弁されますか。