松野博一の発言 (文教科学委員会)

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○国務大臣(松野博一君) 学習指導要領の性格に対しましては、今、斎藤委員の方からお話をいただいたとおりでありまして、大綱的にその目的、方向性を学習指導要領の中にしっかりと記載をする中で、もちろん現場の先生方の教育指導に当たっての裁量権はあるわけであります。
 今回の学習指導要領についてでありますけれども、子供たちの知識の理解の質を高めるための指導の改善や教科書などの教材の工夫を後押しをしていくということで、各教科等で育成を目指す資質、能力を三つの柱で整理をし、それぞれの教科や内容においてどのような力を育むかを明確にいたしております。
 しかし、具体的にどのように指導を、これ先生方がそれぞれの教室において指導するのはまさに教員の創意工夫によるものでありまして、今回の改訂においても具体的な指導方法は規定をしておりません。
 なお、これまでも、創意工夫を後押しする観点から、例えば社会科で社会との関わりを意識した課題を追求する学習を行うことや、数学において日常の事象を数理的に捉えること、理科において見通しを持って観察、実験を行うことといった指導上の工夫を学習指導要領上に規定しております。今回、これらを整理をして引き続き規定をしておりますが、その内容に関して大きな変更はありません。したがって、各学校で具体的な指導方法を過度に縛ったり創意工夫を奪うものではなく、むしろ授業の創意工夫を後押しする方向であると考えております。
 文部科学省としては、各学校において児童生徒や学校の実態に応じた創意工夫が引き出されるよう、全国の様々な優れた実践例の収集、共有といった支援も充実をしていきたいと考えております。

発言情報

speech_id: 119315104X00320170309_027

発言者: 松野博一

speaker_id: 23071

日付: 2017-03-09

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会