吉良よし子の発言 (文教科学委員会)

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○吉良よし子君 広く学校教育一般についての中での御答弁だったというお話だったと受け取りました。
 何にせよ、例に挙げられたような幼稚園教育の中では、午前中の質疑でもありましたけれども、そもそも幼稚園教育においては教科書はないわけですね。だから、教材の扱いということはあり得ない話だと私は思います。
 なお、教育勅語については、以前この委員会でも、教育の唯一の根本としては失効している旨、大臣にも確認しましたし、先ほどの御答弁もありましたが、そもそもこれは大日本帝国憲法下の戦前の軍国主義教育の中心的役割を担っていて、多くの子供を始め国民を戦場へと送り出した歴史を持つもの、だから憲法と教育基本法ができた際に失効したわけなんです。そうした歴史の事実、経緯を踏まえるなら、単なる資料、教材としてその他のものと同列視していいのかという、私、疑念を持つものであります。
 何にせよ、この問題については改めて本委員会で議論させていただきたい、その旨申し上げまして、次に文科省の再就職について伺いたいと思います。
 最大の問題は、大臣、この件については、身内意識であると、組織改革が必要であるというような話をおっしゃっていました。しかし、私、この再就職の問題について最大の問題は、文科省と大学との癒着の構図そのものにあると思っております。
 まず、今回の端緒となった元高等教育局局長の吉田大輔氏の問題ですが、四月五日、衆議院の文部科学委員会において、早稲田大学に教授として再就職した際の任務、大学への助言とは何かという質問に対して吉田氏は答弁されているんですが、ワセダビジョン一五〇という基本方針に沿って大学改革が進んでいるが、その際に様々な教育に関する制度ですとか予算事業、そういったものについての知識も必要だと述べた上で、私はそういった面につきまして大学のその担当の方々に説明する、そういった役割を担っていると述べられました。
 この発言は、まさに吉田氏が早稲田大学と文科省のパイプ役を果たしていたということを述べたものだと私思うわけです。文科省のつくった様々な教育に関する制度や予算事業について大学の担当の方々に説明する、助言する元文科省の職員と、その助言を生かして大学改革を進める大学と、これこそ文科省と大学の癒着じゃないのかと。こういう関係を改めなくてはならないと私考えるのですが、大臣、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119315104X00720170411_092

発言者: 吉良よし子

speaker_id: 31216

日付: 2017-04-11

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会