神本美恵子の発言 (文教科学委員会)

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○神本美恵子君 いえいえ、はっきりと議事録には教育勅語の中にあるというふうにおっしゃっているんですよ、審議官はですね。教育勅語の中にある「父母ニ孝ニ兄弟」、まあ、仲よくしましょうとか、「夫婦相和シ」というのは今日にも通用するという、そういう答弁書を文科省が作っているんですよ。だから問題にしているんです。
 そこだけ言えませんので、そのことに続いてなんですけれども、この「夫婦相和シ」、今大臣もおっしゃっていただきましたが、これはどのように大臣としては捉えられているか。ここだけ、夫婦仲よくしましょうというのは、勅語の中じゃなくて、ほかではそういうことは言うでしょうね、DVなんかいけませんよとか、そういう一般的な話ではなくて、勅語の中の「夫婦相和シ」というのは何なのかということ、これも資料で用意しておりますけれども、資料の七ページに「夫婦相和シ」というのがあります。ここもずっといろいろ書いてありますけれども、マーカーしているところに注目していただきたいと思います。「蓋シ妻ハ元ト體質孱弱ニシテ、多クハ勞動ニ堪ヘザルモノナレバ、夫ハ之レヲ憫ミ、力ヲ極メテ之レヲ扶ケ、危難ニ遇ヒテハ、愈之レヲ保護スベク、又妻ハ元ト智識才量多クハ夫ニ及バザルモノナレバ、夫ガ無理非道ヲ言ハザル限リハ、成ルベク之レニ服従シテ能ク貞節ヲ守リ、妄ニ逆フ所ナク、始終苦楽ヲ共ニスルノ念慮ナカルベカラズ」というふうに書かれております。
 戦前の明治憲法下における民法や刑法や様々な家父長制の下における夫婦関係というのがここに如実に表れている。女は知識才量に劣る、体力も弱い、だから黙って、よほどのことがない限り黙って服従しなさいという、今風に言えば書いてあるんですけれども、私はこれを読んだだけで、「夫婦相和シ」というのは、勅語の中の「夫婦相和シ」というのは絶対に受け入れることができないと怒りを持って思うんですけれども。
 これについて、これは今の日本国憲法に反する考え方ではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119315104X00820170516_025

発言者: 神本美恵子

speaker_id: 20014

日付: 2017-05-16

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会