児美川孝一郎の発言 (文教科学委員会)
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○参考人(児美川孝一郎君) 御質問ありがとうございます。
今、若い人たちが社会に出ていくときの状況というのは、本当に議員御指摘のとおりでございます。なかなか厳しいところもありますし、そのためにはそれなりの準備をして、自分の中にある種の、言い方は悪いですけれども、ある種の武装をした上で出ていかないとなかなか大変だと。そのときに、私自身の考えでは二つあると思っております。
一つが、今回のテーマになっております職業的な能力あるいは専門的な能力。やっぱりこれが自分の強みだというものを持っていなければ、なかなか今のような状況の中できちんと働いていくということは大変ですし、また、一旦働いたところから次に転換するみたいなこともそうだと思いますので、職業教育、専門教育のところが一つ軸になる。そこがきちんとできることがあります。
ただ、もう一つ、それだけではなくて、今御指摘のように、非正規雇用の方々がなかなか厳しい状況で働かざるを得ないですとか、あるいは正社員になったとしてもブラック企業のところがあっていろいろ問題があるということであるとすると、そういう現実に対してもきちんと身を守っていく、あるいは、必要なことについては、それは違うんじゃないか、おかしいんじゃないかと声が上げられる、仲間と一緒に現実を変えていけるというようなところもあると思いまして、それは先ほど平川参考人がおっしゃった労働法教育ですとかワークルールの教育も含めて、ある意味での本物のキャリア教育みたいなところと、その二本柱が今どきの専門学校を含めて高等教育機関には必要かなというふうに思っております。
以上でございます。