飯塚繁雄の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○参考人(飯塚繁雄君) 我々家族会、特に私、個人的には、この問題をもうあらゆる人に理解をしていただき力になっていただこうという信念から身を粉にして飛び回っているわけですけれども、私たちは特に北朝鮮へ乗り込んでいって何かをするとか、そういうことは全くできないわけで、私たちの思いとか、そういう啓発活動を含めてあらゆる人に理解をいただき、そしてまた、先ほども申し上げましたように、そのことが国の重要な問題として論議されるということを私たちは期待をしているわけです。
 さらに言えば、被害者家族である我々が動かなければ何で解決できないのという疑問が出てきます。ですから、もっとぜいたくに言えば、総理が、家族の皆さん、うちにゆっくりしていてくださいと、もうちょっとです、我慢していてください、我々が責任持っていついつまでに帰国させますから、この言葉が欲しいんですね。したがって、我々、動けるうちはどこにでも参って、言ってみれば、いとしい家族の帰国ということが、大目的がありますので、多少体にむちを打っても活動はしてまいります。
 実は、横田滋さんからバトンタッチを受けたときも、代表として三年ならやってもいいですという私は覚悟を決めて実際になっていますけれども、今それがもう倍の六年にもなって、七年にもなっていますね。というのは、三年も頑張れば解決するんではないかと、そういう安易な安堵感もあったのかもしれませんけれども、それもなく、どんどんどんどん日がたってしまう。これが私たちとしての一番疲れの原因なんですね。しかも、活動してもしても先が見えない。
 私たちが一番いわゆる癒やされるのは、皆さんが頑張っていただいて少しずつでも前に進んでいるという、こういった姿あるいは形が見えれば、よし、もうちょっと頑張ろうという気になるんですね。今はその辺の気持ちの葛藤があります。

発言情報

speech_id: 119315253X00320170510_017

発言者: 飯塚繁雄

speaker_id: 23373

日付: 2017-05-10

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会