中山恭子の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○中山恭子君 大変力強いお答えいただきまして、ありがとうございます。
ただ、私自身は、やはり二〇一四年五月二十九日のストックホルム合意については大きな疑問を抱いております。
このストックホルム合意では、全ての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施し、調査は一部の調査のみを優先するのではなく、全ての分野について同時並行的に行うとありまして、今年の春出回りました、拉致問題を優先的に取り上げる安倍総理がおかしいということにつながっております。拉致被害者救出が最優先となっていないこのストックホルム合意については、大変この拉致被害者救出にとって、ある意味では大きなブレーキになってきたと考えております。
このストックホルム合意の中では、拉致被害者が発見された場合であっても日本に帰国させることはありませんよというのがこの主題でございます。北朝鮮から見れば、日本政府が拉致被害者の救出を重要課題と考え最優先で取り組むというのは合意と違うと考えているとしても、それは当然のことと言えるかもしれません。ストックホルム合意を結んだことは、政府は、北朝鮮に対する顔と、国内向け、拉致被害者家族向けの顔と、二つの顔を使い分けていると言っても過言ではないと思っております。
岸田外務大臣がそのような冷たい方でないということはよく承知しておりますけれども、これまでの外務省の動きを見ますと、非常に厳しい問題が残されていると考えております。政府が一体となって拉致被害者救出に取り組むというのであれば、外務省は北朝鮮に対して、拉致被害者を日本に帰国させない限り国交正常化はないということを、拉致被害者の日本への帰国が日本にとって最重要、最優先であることを改めて明確に伝える必要があると考えますが、いかがでしょうか。