麻生太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 二十八年度の税収の補正につきましては、直近の課税実績、また企業の収益の見通し等々、政府の経済見通しなどを基に、平成二十八年度当初予算に対して一・七兆円減のいわゆる五十五・九兆円と見積もったところであります。
その主な原因というのが、よく言われるところですけれども、二十八年の当初からこれは円高が百二十円ぐらいから百五円ぐらいまでになっておる、推移したことによりまして大きく変わったんですが、まあ十円違いますとトヨタ自動車一社で五千億違うとよく言われますけれども、そういった形で輸出企業の円建て売上げの減少を通じて法人税収が減収しております。それから、円建ての輸入額が減少しておりますので、その面につきましても消費税が減少するということが見込まれる等々で五十五兆ということを申し上げておるんですが。
一方、政府としましては、来年度、平成二十九年度に関しましては、雇用とか所得環境等々の改善が続いておりますので、民需を中心にして景気回復を見込んでおります、今年度に比べまして。
具体的には、二十九年度の税収は、二十八年度補正後のをベースとして、政府経済見通しにおけます雇用・所得環境の改善、消費や生産の増加等々を反映させた上での見積りというのを二十九年度の税収見積りにさせてはいただいておりますので、その結果、二十八年度補正後予算額から一・九兆円、さっきマイナス一・七、逆に一・九兆円のプラスということで、一・九兆円増となります五十七兆七千億ということを見込んでおりますので、税収が増加している基調というのには変わりはないと、そう思っております。