山口昇の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(山口昇君) ありがとうございます。
宥和政策というところから申し上げますと、北朝鮮に限らず、例えば日本の防衛体制というものがしっかりしておれば、法制がまた整っておれば、何らかの言わば脅迫といいますか脅しをされたときに、脅しに妥協せざるを得なくなるということの、何といいますか、確率の高さが低くなるといいますか、その脅しに、脅されて相手に何か妥協して与えるということをしないためにも、これは法制もそうですし、法制に基づいて政策を進めていくということが非常に重要だと思います。
更に申し上げますと、これは我が国が直面しているとか、すぐそばでのことだけではなくて、やはり先ほど宮家公述人が申し上げましたとおり、日本の安全というのは世界中が安定していることに懸かっているわけであります。それを全部責任を取れというのはそれは無理でありますけれども、受益をしているものとしては、世界の中でもGDPでも三位ということになれば受益の度合いも高い、その受益の度合いが高い部分に対して国際社会の中でほかの国際社会のメンバーと一緒に汗をかくというようなことをやっていくことが必要でありますから、そういった意味でも、安保法制で、何といいますか、足下を固めたということは正しいことであります。
他方、まだまだ、私の陳述の中でも申し上げましたとおり、これで完成だと思ってはいけませんし、法制に基づいて施策を講じていくということが私は非常に重要だと思っております。