宮家邦彦の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(宮家邦彦君) 日中が今後二度と戦争をしない、対立をしない、それはもう七二年から合意されていることですし、それを変える必要は全くありません。戦おうと言っているのではありません。
ただ、中国のような大きな国が、人口も大きく、領土も大きい国が更に拡大をしようということになれば、それは当然、周辺の国との摩擦なり関係悪化が既にもう起きているわけですね。その中で日本も実は例外ではないでしょうと。
昔、私が中国語を勉強を始めたのは田中角栄首相が訪中した翌年からでありますが、私は当時、日中友好青年だったんですよ。しかし、今のような状態はほとんど考えもしなかったです。しかし、七〇年代のようなあのような、何といいますか、すばらしい時代にはもう戻れないのかもしれません。しかし、お互いに隣人であり、これから一緒に生きていかざるを得ないわけですから、まあ意見が違っても、仲よくじゃないかもしれないけど、とにかく少なくともけんかしないで生きていきましょうという意味では、いや、変えるべきところは変えて仕方がないんじゃないんですか。向こうが我々に求めることと我々が彼らに求めることは残念ながら一致しないことがこれから当分続くという前提で、どうやって不必要な誤算に基づく対立なり衝突なり摩擦を避けるかと、これが求められているんだと思います。