山口昇の発言 (予算委員会公聴会)

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○公述人(山口昇君) トランプさんが言われることの背景には、過去約十年ぐらい少し規模を縮小してきて、それからグローバルなテロとの闘いで軍隊が疲弊をして、それで近代化もままならないということがあろうかと思います。そういったアメリカ軍がもう一度腰を入れてそれなりに国際的な責任を果たすような能力を付けるためには、多分一〇%の増強というのは、これびっくりするように聞こえますが、これ実は中国が毎年やっていることでありまして、余りびっくりするようなことではないわけですね。そういうような意味で、アメリカが本腰を入れてくれるというのは、私は非常に有り難いことだと思っております。
   〔委員長退席、理事二之湯智君着席〕
 とはいいながら、アメリカにとっても、前々代の統合参謀本部議長ですか、アメリカの安全保障にとって最大の危機は要するに財政の大き過ぎる赤字であると、要するに財政の破綻というのはアメリカにとっての危機だということをおっしゃったわけで、これはアメリカの中で軍事費に一〇%上乗せをするというときに、やはり財政ということもしっかり考えていただかねばなりませんし、それともう一つ、アメリカは日本のように政府が原案を出してそれを審議してもらうというものではなくて、議会が予算を作ります。それに対して予算を作る過程で行政府からこういうのをやってくれと言いますので、トランプ大統領が一〇%と言うとそれがそのままできるかどうか、やってくれれば私はうれしいと思うんですが、余り安心もせず、心配もせず、見守っていきたいと思っております。

発言情報

speech_id: 119315262X00120170309_070

発言者: 山口昇

speaker_id: 24725

日付: 2017-03-09

院: 参議院

会議名: 予算委員会公聴会