小野寺五典の発言 (安全保障委員会)
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○小野寺国務大臣 北朝鮮による弾道ミサイル発射について御報告申し上げます。
十一月二十九日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、現時点までに得られた諸情報を総合的に勘案すると、北朝鮮は、十一月二十九日午前三時十八分ごろ、北朝鮮西岸の平城付近から一発の弾道ミサイルを東の方向に発射、午前四時十一分ごろ、我が国の排他的経済水域内である青森県西方約二百五十キロの日本海に落下、飛翔時間は約五十三分、飛翔距離は約千キロ、最高高度は四千キロを大きく超える過去最高の高度に達するものと見られます。
その上で、今回発射された弾道ミサイルは、飛翔距離、高度及び北朝鮮の発表内容等を踏まえれば、本年七月に二度発射されたICBM級の弾道ミサイルとは異なる、新型のICBM級の弾道ミサイルであったと考えられます。
国際社会の一致した平和的解決への強い意思を踏みにじり、北朝鮮が再び弾道ミサイルの発射という暴挙を行ったことは、断じて容認できません。
今回の事案の対応として、防衛省・自衛隊としては、ミサイルの動きを着実に探知、追尾しており、国民の生命を守るために万全の体制をとってまいりました。
防衛大臣としては、発射後直ちに報告を受けた上で、引き続き警戒監視に万全を期すことを指示いたしました。
今回の弾道ミサイル発射に際しては、我が国に飛来するおそれがないと判断したことから、自衛隊法第八十二条の三第三項に基づく弾道ミサイル等破壊措置は実施しておりません。
また、今回の弾道ミサイルが落下したと見られる地点周辺においては、自衛隊のF2戦闘機、P3C哨戒機を飛行させ、情報収集に当たらせましたが、被害は確認されませんでした。
防衛大臣としても、国家安全保障会議に出席し、情報の集約及び対応について協議をしたほか、防衛省内において関係幹部会議を開催するなど、対応に万全を期したところです。
防衛省・自衛隊としては、今後の北朝鮮の動向も含め、引き続き、米国や韓国と緊密に連携しながら、必要な情報の収集、分析及び警戒監視に全力を挙げ、我が国の平和と安全の確保に万全を期してまいります。