佐藤茂樹の発言 (安全保障委員会)

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○佐藤(茂)委員 それで、この女性自衛官推進イニシアチブというのは、全体の概要は資料四につけさせていただいております。
 その資料四の中で、ポイントは、具体的に大きくそれまでの取り組み計画よりも踏み込まれたのが、真ん中あたりの四角で囲んでいます、女性自衛官の比率を倍増させるという。その倍増に取り組むとここの概要版の資料には書いていますが、そういうことを宣言して公表されていることであります。しかし、これはなかなか難しいだろうと。難しいというのは、今までの趨勢だけに頼っていたのでは難しい。
 資料五を見ていただきたいと思うんですけれども、女性自衛官の在職者数推移というものをグラフにさせていただきました。
 この十年間を、直近を見ましたときにも、十年前には四・九%だったんですね、在職者に占める比率が。それが、平成二十八年度では六・一%。これは後でちょっとあわせて御答弁いただいたらありがたいと思うんですけれども、もし例えばこの六・一%から倍増されるとしたら、六%ふやさないといけない。これは何で難しいかといったら、十年間で一・二%しか上がってきていないんですよ。六%上げようと思ったらこれから五十年かかるんです、この傾向をそのままの流れでふやしていこうと思ったら。
 ですから、きょう一番お聞きをしたいのは、例えば第四次男女共同参画基本計画なんかも、これは国家公務員とか一般の民間も含めて、大体平成三十二年というものをゴールにされている。さらに、防衛省の、先ほど来答弁にありました防衛省における女性職員活躍とワークライフバランス推進のための取組計画、これは大体平成三十二年を一つの視点にされていたんですが、ただ、女性自衛官だけについては、このときに言われていたのは、二〇三〇年度までに女性割合を九%以上とすることを目標とされるということをこの取り組み計画で言われたんです。この四月のイニシアチブは、さらにそれを、上の数字を示されているんですね、倍増というのは、今言いましたように。
 ですから、もう一度ここの部分については、言われたからには、明確に、どのスタート台に比べて倍増させるのか、それをいつまでにしっかりと達成するのかという具体論にしなければ、単なるスローガンであり宣言で終わってしまうと思うんですね。
 ですから、お聞きしたいのは、女性自衛官の比率を倍増させるというのは、この平成二十九年三月現在の比率である六・一%に比較して倍増させるということなのか、そしていつまでに達成される目標を掲げておられるのか。倍増というのは、今言いましたように、並の努力では達成できません。そのためにどのような取り組みを精力的にされようとしているのか、防衛大臣の見解を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐藤茂樹

speaker_id: 30698

日付: 2017-12-05

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会