猪口邦子の発言 (外交防衛委員会)

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○猪口邦子君 大臣、ありがとうございます。
 自衛のためと言うわけですけれども、大量破壊兵器を開発し所有することは、国際システム及び地域バランスを著しく不安定にするため、その国の安全保障に資することはないというのが普通の認識だと思います。また、例えば核保有をすることにより一気に国際的地位を高めようとするのであれば、大きな勘違いにほかなりません。そういうことを日本として発信すべきであり、日本は今月十二月から国連の安全保障理事会の議長国であります。
 河野大臣は、国連安保理議長国議長として、核不拡散体制を維持することこそ北朝鮮を含め各国の安全保障の最善の利益であるということを諭し、他方で、核保有国は核軍縮のNPT上の第六条の義務がありますけれども、これを果たすべきことを促し、各国が安定した国際社会の中で、今大臣もおっしゃったような経済成長にいそしみ、国連の掲げるSDGsも含め連帯していくことが肝腎なときであることを各国に分からせていただきたいと思います。大臣は議長でいらっしゃいますので、是非お願いいたします。
 私は、個人的には、日本のような非核兵器国が安保理の常任理事国入りすることは、核がなくても高い地位を経済と国際貢献で得ることができることを示すことになりまして、国際政治的には大変意味深いことと考えております。もちろん国連安保理改革の五条件は存じておりますけれども、国際政治的な意味合いとしては、日本のように主要な非核兵器国の常任理事国化、これは二十一世紀における国際的評価と価値観の提示になりまして、間接的にはNPT、不拡散体制を強化することになると考えております。
 国連の安保理議長国の外務大臣として、議長をこれからお務めになるお気持ちを伺いたいと思いますし、もしこの閣僚級の会合におきまして何らかの成果文書が発出されることになるのであれば、大臣のお考えをお伺いしておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2017-12-05

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会