石井啓一の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(石井啓一君) 本年も九州北部豪雨など各地で甚大な被害が発生をしておりまして、今後、気候変動の影響により更に大雨の頻度や降水量が増大をし、水害が頻発化、激甚化することが懸念をされております。このような災害に対しましては、施設では防ぎ切れない大洪水は発生するものとの考えに立ちまして、社会全体で洪水に備える水防災意識社会の再構築の取組をハード、ソフト一体となって進めることが重要であると考えております。
このため、堤防整備等のハード整備を着実に推進する取組、ダムのかさ上げ等の既存ストックを最大限に活用する取組など、氾濫被害を未然に防ぐハード対策を進めるとともに、関係者が総合的かつ一体的に取り組むための協議会の設立、避難勧告の発令に資する水害対応タイムラインの作成など、氾濫被害の軽減を図る取組を進めているところであります。
また、九州北部豪雨等の課題を踏まえて今般取りまとめました中小河川緊急治水対策プロジェクトに基づきまして、全国の中小河川において、今後おおむね三年間で緊急的に、流木の捕捉効果の高い透過型の砂防堰堤の設置、多数の家屋や重要な施設の浸水被害を解消するための河道の掘削、洪水に特化した低コストの水位計の設置などのハード・ソフト対策を推進してまいります。
今後とも、国土交通省の現場力を最大限活用いたしまして、水害から国民の生命と財産を守るため、全力を挙げて防災・減災対策に取り組んでまいりたいと存じます。