阿達雅志の発言 (国土交通委員会)

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○阿達雅志君 ありがとうございます。
 今の数字をもう一度整理すると、これ三百二億円の事業コストに対してこういう経済効果、海上輸送コストの削減、ここからくる直接的な効果ということで年間百億円ということになるかと思います。そうすると大体三年で元が取れてしまう、こういう事業なわけですけれども、じゃ、この元が取れるというのは一体誰がそのメリットを得ているかというと、やはり石炭の輸送コストが下がったことによって、この石炭を利用している西日本の化学会社、あるいは鉄鋼メーカー、あるいは電力会社、そういったところになってくるんじゃないかというふうに思います。
 これだけやはり日本の国際競争力を上げることにも役立っている。また、実際にこの周辺の民間投資、聞くところによりますと数十億入っているわけですから、これやはり港湾のもたらす経済効果、ストック効果というのは非常に大きいものがあるんだと思うんです。
 ただ、この国際バルク戦略港湾の取組というのは、今、それ以外にも小名浜、釧路、そして水島、志布志というふうに行われていますけれども、このそれぞれの地域でいろんな形で国際競争力を上げる、あるいは民間の輸送コストを下げる、こういったことでやってきているわけですけれども、やっぱりこれ国土交通省港湾局として、これだけの経済効果があるという話が今までなかなかちゃんと伝わってきていないんじゃないかというふうにも思います。
 やはり、この港湾整備をやった場合に、単に実際にその工事をやることによる経済効果だけじゃなくて、それによって民間企業がいかに輸送コストが下がってその分がプラスになっているか、やはりこういったものをもう少し体系的に全国でも調査をするべきなんじゃないだろうか、それによって初めてその港湾が、海洋国家日本で果たしている港湾の役割というのがはっきり分かるんじゃないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 119514319X00220171207_024

発言者: 阿達雅志

speaker_id: 7221

日付: 2017-12-07

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会