上野通子の発言 (文教科学委員会)
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○上野通子君 自由民主党の上野通子でございます。本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
本日は、林大臣の所信に対して順次質問をしていきますので、明快な御答弁よろしくお願いいたします。
まず最初、教師の働き方改革について御質問させていただきます。
今年の四月に公表された教員勤務実態調査でも教師の極めて厳しい勤務実態が明らかになったところでございますが、教師の働き方改革は一刻も早く進めなければならないと思っております。
資料の一を御覧ください。本来、公立学校の教師の一週間の勤務時間は三十八時間四十五分とされております。この表でも分かりますように、しかしながら、一番割合の多いところは、小学校は五十五から六十時間未満、平均すると五十七時間二十五分になるそうです。また、中学校は六十時間から六十五時間、平均すると六十三時間十八分の勤務時間で、明らかに長時間とされております。
この表の週に六十時間以上のパーセンテージを足しますと、小学校は三三・五%、中学校は五七・六%の教員が長時間労働となるわけで、これはまさに過労死ラインと言われているところでございます。人数にすると、小学校の教師が三人に一人、中学校の教師は何と一・七人に一人が超長時間労働勤務、過重労働している。まさに、今や学校がブラック企業化していると言っても過言ではないと思っております。
にもかかわらず、平成三十二年度からは新学習指導要領が実施されることとなりますので、小学校における英語教育の強化に伴う授業数の更なる増加、また道徳の教科化が含まれており、今まで以上に授業の準備や成績処理などに必要な時間を担保する必要があると考えております。
そこで、今後、教師の働き方改革と新学習指導要領の円滑な実施を両立するためには、教師にしかできない授業ですね、教師にしかできない授業にはかなり時間を掛けていただくとともに、教師でない方でもできることは大胆に削減していただき、ほかに回すといった体制づくりも必要だと思っておりますので、是非ともその教師にしかできない本務である授業や授業準備の負担を軽減するための専科指導教員の抜本的な増加、増員が不可欠であると考えておりますことから、大臣にこのお考えをお聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。