小野寺五典の発言 (安全保障委員会)
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○小野寺国務大臣 まず、従来議論になっておりますが、改めて、スタンドオフミサイルというのは、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、諸外国の航空能力の進展が著しい中、我が国防衛に当たる自衛隊機が相手の脅威の圏外から対処できるようにすることで、隊員の安全を確保しつつ、我が国を有効に防衛するために導入するものであります。
今回のスタンドオフミサイルは、専守防衛のもと、あくまでも、国民の生命財産、我が国の領土、領海、領空を守り抜くため、自衛隊の装備の質的向上を図るものであり、自衛のための必要最小限度のものということであります。
今委員の方から、原発の防衛についての議論ということになりますが、これは、その趣旨は、もし弾道ミサイルからの攻撃ということであれば、現在、弾道ミサイル防衛というのは、海上自衛隊のBMD対応型イージス艦による上層での迎撃と航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせた多層防衛により、いかなる事態においても、北朝鮮による弾道ミサイルの脅威から国民の生命財産を守るべく万全の体制をとるということであります。
このうち、御指摘の原発に対するミサイル攻撃も含め、まずは、我が国全域を防御するためのイージス艦によってしっかり対応することが基本ということになります。その上で、拠点防御のために、全国各地に分散して配備されているPAC3を状況に応じて機動的に移動、展開させることにより対応するということも一般的に考えられると思っております。
いずれにしても、今回、BMD対応型イージス艦の増勢、これは、四隻から現在五隻になっていますが、最終的に八隻までふやしますし、また、イージス・アショアの導入等を進める中で高度な警戒体制を維持するなど、弾道ミサイル防衛に万全を期してまいりたいと思っています。