安全保障委員会
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会
会議録情報#0
平成三十年三月二十日(火曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 寺田 稔君
理事 大岡 敏孝君 理事 門山 宏哲君
理事 武田 良太君 理事 宮澤 博行君
理事 若宮 健嗣君 理事 本多 平直君
理事 渡辺 周君 理事 浜地 雅一君
江渡 聡徳君 小田原 潔君
大西 宏幸君 大野敬太郎君
北村 誠吾君 熊田 裕通君
高村 正大君 中谷 元君
中谷 真一君 浜田 靖一君
福田 達夫君 和田 義明君
宮川 伸君 村上 史好君
井上 一徳君 古本伸一郎君
佐藤 茂樹君 広田 一君
赤嶺 政賢君 下地 幹郎君
照屋 寛徳君
…………………………………
外務大臣 河野 太郎君
防衛大臣 小野寺五典君
防衛副大臣 山本ともひろ君
防衛大臣政務官 大野敬太郎君
防衛大臣政務官 福田 達夫君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 横田 真二君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 岡本 宰君
政府参考人
(金融庁総務企画局参事官) 井藤 英樹君
政府参考人
(外務省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化参事官) 岡田 健一君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 志水 史雄君
政府参考人
(外務省北米局長) 鈴木 量博君
政府参考人
(財務省大臣官房参事官) 田中 琢二君
政府参考人
(防衛省大臣官房長) 高橋 憲一君
政府参考人
(防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官) 小波 功君
政府参考人
(防衛省防衛政策局長) 前田 哲君
政府参考人
(防衛省整備計画局長) 西田 安範君
政府参考人
(防衛省地方協力局長) 深山 延暁君
政府参考人
(防衛省統合幕僚監部総括官) 鈴木 敦夫君
安全保障委員会専門員 林山 泰彦君
—————————————
委員の異動
三月十九日
辞任 補欠選任
下地 幹郎君 串田 誠一君
同日
辞任 補欠選任
串田 誠一君 下地 幹郎君
—————————————
三月二十日
防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案(内閣提出第二五号)
同月十二日
緊急出動のある自衛官の官舎の改善に関する請願(大西宏幸君紹介)(第三三五号)
同(谷公一君紹介)(第三三六号)
同(中谷元君紹介)(第三三七号)
同(山田賢司君紹介)(第三三八号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案(内閣提出第二五号)
国の安全保障に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 寺田 稔君
理事 大岡 敏孝君 理事 門山 宏哲君
理事 武田 良太君 理事 宮澤 博行君
理事 若宮 健嗣君 理事 本多 平直君
理事 渡辺 周君 理事 浜地 雅一君
江渡 聡徳君 小田原 潔君
大西 宏幸君 大野敬太郎君
北村 誠吾君 熊田 裕通君
高村 正大君 中谷 元君
中谷 真一君 浜田 靖一君
福田 達夫君 和田 義明君
宮川 伸君 村上 史好君
井上 一徳君 古本伸一郎君
佐藤 茂樹君 広田 一君
赤嶺 政賢君 下地 幹郎君
照屋 寛徳君
…………………………………
外務大臣 河野 太郎君
防衛大臣 小野寺五典君
防衛副大臣 山本ともひろ君
防衛大臣政務官 大野敬太郎君
防衛大臣政務官 福田 達夫君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 横田 真二君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 岡本 宰君
政府参考人
(金融庁総務企画局参事官) 井藤 英樹君
政府参考人
(外務省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化参事官) 岡田 健一君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 志水 史雄君
政府参考人
(外務省北米局長) 鈴木 量博君
政府参考人
(財務省大臣官房参事官) 田中 琢二君
政府参考人
(防衛省大臣官房長) 高橋 憲一君
政府参考人
(防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官) 小波 功君
政府参考人
(防衛省防衛政策局長) 前田 哲君
政府参考人
(防衛省整備計画局長) 西田 安範君
政府参考人
(防衛省地方協力局長) 深山 延暁君
政府参考人
(防衛省統合幕僚監部総括官) 鈴木 敦夫君
安全保障委員会専門員 林山 泰彦君
—————————————
委員の異動
三月十九日
辞任 補欠選任
下地 幹郎君 串田 誠一君
同日
辞任 補欠選任
串田 誠一君 下地 幹郎君
—————————————
三月二十日
防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案(内閣提出第二五号)
同月十二日
緊急出動のある自衛官の官舎の改善に関する請願(大西宏幸君紹介)(第三三五号)
同(谷公一君紹介)(第三三六号)
同(中谷元君紹介)(第三三七号)
同(山田賢司君紹介)(第三三八号)
は本委員会に付託された。
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本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案(内閣提出第二五号)
国の安全保障に関する件
————◇—————
寺
寺田稔#1
○寺田委員長 これより会議を開きます。
国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りをいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官横田真二君、内閣官房内閣審議官岡本宰君、金融庁総務企画局参事官井藤英樹君、外務省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化参事官岡田健一君、外務省大臣官房参事官志水史雄君、外務省北米局長鈴木量博君、財務省大臣官房参事官田中琢二君、防衛省大臣官房長高橋憲一君、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官小波功君、防衛省防衛政策局長前田哲君、防衛省整備計画局長西田安範君、防衛省地方協力局長深山延暁君、防衛省統合幕僚監部総括官鈴木敦夫君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →国の安全保障に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りをいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官横田真二君、内閣官房内閣審議官岡本宰君、金融庁総務企画局参事官井藤英樹君、外務省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化参事官岡田健一君、外務省大臣官房参事官志水史雄君、外務省北米局長鈴木量博君、財務省大臣官房参事官田中琢二君、防衛省大臣官房長高橋憲一君、防衛省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官小波功君、防衛省防衛政策局長前田哲君、防衛省整備計画局長西田安範君、防衛省地方協力局長深山延暁君、防衛省統合幕僚監部総括官鈴木敦夫君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
寺
寺
宮
宮川伸#4
○宮川(伸)委員 立憲民主党の宮川伸でございます。よろしくお願いいたします。
まず冒頭に、最初に、あの森友学園の財務省の公文書改ざん問題に関しまして、一言申し上げたいと思います。
昨日のマスコミ報道によりまして、安倍政権の支持率が大きく下がった、一〇ポイント近く下がったということでありますが、私は、やはりこれは、国会軽視、そして、国民に対して誠意ある説明をしっかりしてこなかったということがこういったことに結びついているのではないかというように思います。本日の審議におきましても、ぜひ国民の皆様に対して、誠意ある、そしてわかりやすい丁寧な御回答、答弁をしていただければと思います。
それを踏まえまして、本日は、長距離巡航ミサイル、スタンドオフミサイルというふうにも言っておると思いますが、これに関して少し細かく御説明、御質問したいと思います。
まず、この長距離巡航ミサイルですが、御承知のとおりで、戦闘機からこういうふうに撃つということでありますが、それが非常に遠くまで飛ぶ、これが、五百キロあるいは九百キロもの非常に遠くまで飛ぶというものであります。これが、まさに北朝鮮全域をカバーすることができて、もしかすると、敵基地攻撃能力ということで北朝鮮に大きな脅威を与える可能性があるということだと思います。
そして、この長距離巡航ミサイルにおきましては、今までの政府のスタンダードからやはり一歩前に出る、一歩超える、こういった整備であるというふうに私は認識をしておるんですが、そういった中でこの予算が計上されていく中で、通常どおり概算要求に上がってこなくて、十二月に、私としてみたら突然これがばっと上がってきたという印象であるのですが、なぜ十二月に突然これを上げてきたのか。ぜひ大臣、お答えいただけますでしょうか。
この発言だけを見る →まず冒頭に、最初に、あの森友学園の財務省の公文書改ざん問題に関しまして、一言申し上げたいと思います。
昨日のマスコミ報道によりまして、安倍政権の支持率が大きく下がった、一〇ポイント近く下がったということでありますが、私は、やはりこれは、国会軽視、そして、国民に対して誠意ある説明をしっかりしてこなかったということがこういったことに結びついているのではないかというように思います。本日の審議におきましても、ぜひ国民の皆様に対して、誠意ある、そしてわかりやすい丁寧な御回答、答弁をしていただければと思います。
それを踏まえまして、本日は、長距離巡航ミサイル、スタンドオフミサイルというふうにも言っておると思いますが、これに関して少し細かく御説明、御質問したいと思います。
まず、この長距離巡航ミサイルですが、御承知のとおりで、戦闘機からこういうふうに撃つということでありますが、それが非常に遠くまで飛ぶ、これが、五百キロあるいは九百キロもの非常に遠くまで飛ぶというものであります。これが、まさに北朝鮮全域をカバーすることができて、もしかすると、敵基地攻撃能力ということで北朝鮮に大きな脅威を与える可能性があるということだと思います。
そして、この長距離巡航ミサイルにおきましては、今までの政府のスタンダードからやはり一歩前に出る、一歩超える、こういった整備であるというふうに私は認識をしておるんですが、そういった中でこの予算が計上されていく中で、通常どおり概算要求に上がってこなくて、十二月に、私としてみたら突然これがばっと上がってきたという印象であるのですが、なぜ十二月に突然これを上げてきたのか。ぜひ大臣、お答えいただけますでしょうか。
小
小野寺五典#5
○小野寺国務大臣 宮川委員にお答えさせていただきます。
自衛隊の能力向上に関しては、自衛隊員の安全を確保しつつ我が国を有効に防衛するため、いかなる装備が必要かについて日ごろより不断の検討をしております。
この検討におきまして、スタンドオフミサイルの取得について、ノルウェー政府や米国政府等との間で必要な情報収集や調整を行ってきた結果、昨年末までに政府予算案への計上に必要な情報を得られ、導入の見通しが立ったということから、追加的に予算要求を行い、政府予算案に必要な経費を計上しました。
また、北朝鮮は、六回目の核実験を強行するとともに、日本列島を越える形で弾道ミサイルの発射やICBM級と考えられる弾道ミサイル発射を実施するなど、昨年夏の概算要求以降、北朝鮮による核・ミサイル開発がこれまでにない重大かつ差し迫った脅威となっており、BMD任務に従事するイージス艦を防護する必要性が高まっております。
このように、これまでの検討の成果と情勢の変化を踏まえ、我が国防衛に従事する自衛隊員がより安全に任務を遂行できるような装備を速やかに整えるのは政府の責任であることから、追加的に予算要求を行い、政府予算案に必要な経費を計上したということであります。
この発言だけを見る →自衛隊の能力向上に関しては、自衛隊員の安全を確保しつつ我が国を有効に防衛するため、いかなる装備が必要かについて日ごろより不断の検討をしております。
この検討におきまして、スタンドオフミサイルの取得について、ノルウェー政府や米国政府等との間で必要な情報収集や調整を行ってきた結果、昨年末までに政府予算案への計上に必要な情報を得られ、導入の見通しが立ったということから、追加的に予算要求を行い、政府予算案に必要な経費を計上しました。
また、北朝鮮は、六回目の核実験を強行するとともに、日本列島を越える形で弾道ミサイルの発射やICBM級と考えられる弾道ミサイル発射を実施するなど、昨年夏の概算要求以降、北朝鮮による核・ミサイル開発がこれまでにない重大かつ差し迫った脅威となっており、BMD任務に従事するイージス艦を防護する必要性が高まっております。
このように、これまでの検討の成果と情勢の変化を踏まえ、我が国防衛に従事する自衛隊員がより安全に任務を遂行できるような装備を速やかに整えるのは政府の責任であることから、追加的に予算要求を行い、政府予算案に必要な経費を計上したということであります。
宮
宮川伸#6
○宮川(伸)委員 今の御説明でありますが、私の認識が正しければ、この予算が発表されたのが十二月八日ということで、特別国会の最終日だったんじゃないかと思います。これがもし一週間早く発表してくださっていれば、私、この場で質問をしていたと思います。
というのは、先ほど申したように、やはり今までのスタンダードから一歩超えるものであり、少なからぬ国民の方々が非常に危惧を持っているものだと思うので、これはしっかり国会で議論をして、そういった中で、必要であるのかどうか、予算をつけていくべきだと思うんですが、ほぼ国会が終わったときに、これを予算に入れるといって、そして国会が開いていない十二月二十二日の日に閣議決定をして、そして、この前、予算が衆議院では通ってしまったということでありますが、なぜ特別国会で議論ができるような状況でこれを発表していらっしゃらなかったのか、お答えいただけますでしょうか。
この発言だけを見る →というのは、先ほど申したように、やはり今までのスタンダードから一歩超えるものであり、少なからぬ国民の方々が非常に危惧を持っているものだと思うので、これはしっかり国会で議論をして、そういった中で、必要であるのかどうか、予算をつけていくべきだと思うんですが、ほぼ国会が終わったときに、これを予算に入れるといって、そして国会が開いていない十二月二十二日の日に閣議決定をして、そして、この前、予算が衆議院では通ってしまったということでありますが、なぜ特別国会で議論ができるような状況でこれを発表していらっしゃらなかったのか、お答えいただけますでしょうか。
小
小野寺五典#7
○小野寺国務大臣 これは、先ほど来お話をしておりますように、このスタンドオフミサイルの取得については、ノルウェー政府や米国政府との間での必要な情報収集や調整を行ってきたという結果であります。
また、今回、私ども、この予算については、平成三十年度の予算要求の中で御審議をいただいているということでありますので、昨年の臨時国会での議論というよりは、むしろ今国会、平成三十年度予算の中の議論ということ、これも私どもとしては重要だと思っております。決して、何か意図的なことがあったわけではなく、あくまでも調整等での内容ということになります。
この発言だけを見る →また、今回、私ども、この予算については、平成三十年度の予算要求の中で御審議をいただいているということでありますので、昨年の臨時国会での議論というよりは、むしろ今国会、平成三十年度予算の中の議論ということ、これも私どもとしては重要だと思っております。決して、何か意図的なことがあったわけではなく、あくまでも調整等での内容ということになります。
宮
宮川伸#8
○宮川(伸)委員 もしかしたら当時はそういう予定だったかもしれないんですが、今通常国会におきまして、予想と違って、例えば、働き方改革で厚労省のあのデータが大きな問題で取り上げられている、あるいは今、森友学園の問題で非常に予算委員会の中で時間が割かれている。
私は、この長距離巡航ミサイルに関しては予算委員会の中でしっかり議論ができていないというように思うんですが、国民に対して丁寧な説明をしていく、国民に対してしっかり説明をしていくという視点で、やはり、こういう通常国会の状況であるから、一回この予算を取り下げて、もう一度概算要求から入れるというようなことはお考えになりませんでしょうか。
この発言だけを見る →私は、この長距離巡航ミサイルに関しては予算委員会の中でしっかり議論ができていないというように思うんですが、国民に対して丁寧な説明をしていく、国民に対してしっかり説明をしていくという視点で、やはり、こういう通常国会の状況であるから、一回この予算を取り下げて、もう一度概算要求から入れるというようなことはお考えになりませんでしょうか。
小
小野寺五典#9
○小野寺国務大臣 このスタンドオフミサイルのことにつきましては、予算委員会の中でも私どもは質問を受け答弁をさせていただいておりますし、また、これからもこのような質問があれば丁寧に答弁をさせていただきたいと思っております。
この発言だけを見る →宮
宮川伸#10
○宮川(伸)委員 ある報道で、安倍首相が、これは本当かどうかは別にしまして、報道に載っているもので、国会は大丈夫なのかと。今月一日の首相官邸、安倍晋三首相は、長距離巡航ミサイル導入の必要性を説明した小野寺防衛大臣に問いかけた、ミサイルの射程は日本海から北朝鮮・平壌まで届き、政府が否定してきた敵基地攻撃に転用できる能力を持つ、首相は来年一月からの通常国会で野党の追及をかわし切れるか懸念したというような報道が出ております。
ですから、私はやはり、安倍政権、政府の方も、このものに関しては、国民の同意が得られるかどうかわからない、少なくとも問題になる可能性があるという認識を持っていらっしゃったと思います。
そういった中で、少し質問をかえますが、この長距離巡航ミサイルの問題点等が、国民の皆様がしっかり認知をして、国民の皆様にしっかり説明ができているというように大臣はお思いでしょうか。
この発言だけを見る →ですから、私はやはり、安倍政権、政府の方も、このものに関しては、国民の同意が得られるかどうかわからない、少なくとも問題になる可能性があるという認識を持っていらっしゃったと思います。
そういった中で、少し質問をかえますが、この長距離巡航ミサイルの問題点等が、国民の皆様がしっかり認知をして、国民の皆様にしっかり説明ができているというように大臣はお思いでしょうか。
小
小野寺五典#11
○小野寺国務大臣 私どもとしては、これは国会でのさまざまな質問等に対して丁寧にお答えをさせていただくということでありますし、また、国会のみならず、さまざまな報道機関から、私どもは、記者会見、さまざまなところでこのような問題についての質問を受けることが当然ございます。その際にも丁寧に説明をさせていただいて、広く国民の皆様が御理解いただけるように今後とも努力をしていきたいと思っております。
この発言だけを見る →宮
宮川伸#12
○宮川(伸)委員 この前の特別国会のときに、北朝鮮からICBM級の弾道ミサイルが飛んで、そういったことに関して私も質問をさせていただいたんですけれども、やはり、北朝鮮の脅威というところが一つ大きなポイントであったかと思います。
そういった中で、それでは具体的に、この北朝鮮の脅威に対してこの長距離巡航ミサイルが何で必要なのか、少し御説明をいただけますでしょうか。
この発言だけを見る →そういった中で、それでは具体的に、この北朝鮮の脅威に対してこの長距離巡航ミサイルが何で必要なのか、少し御説明をいただけますでしょうか。
小
小野寺五典#13
○小野寺国務大臣 これは、北朝鮮の脅威ということに限ったわけではなく、今、さまざまな国の、例えば対航空戦力に関して、長射程化がどんどん進んでいるということであります。とすれば、隊員が我が国を守るために、より任務を安全に、そしてしっかりとした形で遂行するためには、長距離のミサイルが必要であるということ、これは私ども共通の認識なんだと思います。
今回のスタンドオフミサイルの目的というのは、あくまでも、我が国を守るために活動する自衛隊員が安全にその任務を遂行できるために必要だということで、私どもは導入を決めさせていただいております。
この発言だけを見る →今回のスタンドオフミサイルの目的というのは、あくまでも、我が国を守るために活動する自衛隊員が安全にその任務を遂行できるために必要だということで、私どもは導入を決めさせていただいております。
宮
宮川伸#14
○宮川(伸)委員 確認ですが、そうすると、北朝鮮の脅威に対して、そこが非常に重要だというようには余り思っていらっしゃらないと。十二月の特別国会で、最終日というようなところで発表されていらっしゃいましたが、やはり北朝鮮を意識しているわけではなくて、それはワン・オブ・ゼムで、少し片っ方の方には北朝鮮はあるけれども、北朝鮮の問題はそれほど大きくないということをおっしゃっているんでしょうか。
この発言だけを見る →小
小野寺五典#15
○小野寺国務大臣 今回のスタンドオフミサイルは、特定の国を想定してということでの装備ではありませんが、少なくても、我が国に対する安全保障上のさまざまな脅威や懸念ということ、これに対応することが必要だと思っていますし、もちろん、北朝鮮は我が国に対する重大な脅威と私ども認識をしております。
この発言だけを見る →宮
宮川伸#16
○宮川(伸)委員 ちょっと私、一つこういう紙をお配りをしました。マスコミの報道等でも、あるいは今までの御答弁等を聞いていても、私はやはり、北朝鮮に関して意識をされているというように思うんですが、例えば、この日本海において想定をした場合、五百キロメートルや九百キロメートルというのがいかに長距離であるのか、非常に範囲が広いということであります。ですから、例えば九百キロといえば、日本列島の反対側まで行く可能性がある、太平洋側までですね。このように、日本海の大きさから考えた場合に、これだけの長距離、遠くまで飛ぶものが本当に必要なのかどうか。
その一方で、北朝鮮が全部、全域に届くような範囲に入ってしまうということで、今、余り北朝鮮に特化しているわけではないというような御答弁でありましたので、ここに関してはちょっとここでやめておきますが、私自身は、なぜその北朝鮮の脅威という中でこのミサイルの話が出てくるのか、これだけ足の長いものが出てくるのかが、やはりちょっと理解ができていない。恐らく、国民の多くの方も、この絵を見れば、何で北朝鮮の話に関してこれが必要なのか、御理解できる人は少ないんじゃないかなというように私自身は思います。
そして、そういった中で、今、南北会談だとか米朝会談がセットをされており、あの十二月のころとは少し北朝鮮に関しての状況が変わってきていると思います。
そういった中で、今、この北朝鮮全域に届く可能性がある長距離巡航ミサイルをこのように整備していくことによって、北朝鮮に対してどのような影響が出る、あるいは北朝鮮がどのような懸念を持つかというのは、どのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
この発言だけを見る →その一方で、北朝鮮が全部、全域に届くような範囲に入ってしまうということで、今、余り北朝鮮に特化しているわけではないというような御答弁でありましたので、ここに関してはちょっとここでやめておきますが、私自身は、なぜその北朝鮮の脅威という中でこのミサイルの話が出てくるのか、これだけ足の長いものが出てくるのかが、やはりちょっと理解ができていない。恐らく、国民の多くの方も、この絵を見れば、何で北朝鮮の話に関してこれが必要なのか、御理解できる人は少ないんじゃないかなというように私自身は思います。
そして、そういった中で、今、南北会談だとか米朝会談がセットをされており、あの十二月のころとは少し北朝鮮に関しての状況が変わってきていると思います。
そういった中で、今、この北朝鮮全域に届く可能性がある長距離巡航ミサイルをこのように整備していくことによって、北朝鮮に対してどのような影響が出る、あるいは北朝鮮がどのような懸念を持つかというのは、どのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
小
小野寺五典#17
○小野寺国務大臣 先ほど来、北朝鮮に対しての脅威というお話をしていますが、これは、北朝鮮の核、ミサイルの開発についての脅威ということであります。そして、私ども考えておりますのは、当然、スタンドオフミサイルというのは、隊員が安全に任務を遂行するということであります。
そして、今委員の方から北朝鮮のことについての言及がありましたが、確かに、南北の対話のムードというのは、これは雰囲気として私ども報道等でも感じておりますし、韓国の特使がそのようなお話をされているということも十分認識をしております。
ただ、北朝鮮自身が、例えば核、ミサイルに関しての政策変更について、自身の発言がまだ行われているわけではありませんし、当然、政策の変更が行われているわけでもありません。そのような中で、私どもとしてはしっかりとした備えをするという意味で、今の予算の中で御審議をいただいているということであります。
そして、大切なのは、私どもの方から北朝鮮に対して何か威嚇的なことを今まで言ったこともありませんし、一方的にむしろ北朝鮮の方から、核の開発を行い、弾道ミサイルの実験を行い、そして、日本列島を沈めてやるよのような報道を出す。むしろ、北朝鮮の方から一方的にこの問題というのは出てきているんではないかと思っておりますので、私どもが何かスタンドオフミサイルを装備することが北朝鮮に懸念を与えるから、それはやめた方がいいというような考えには、私ども全く立ってはおりません。
この発言だけを見る →そして、今委員の方から北朝鮮のことについての言及がありましたが、確かに、南北の対話のムードというのは、これは雰囲気として私ども報道等でも感じておりますし、韓国の特使がそのようなお話をされているということも十分認識をしております。
ただ、北朝鮮自身が、例えば核、ミサイルに関しての政策変更について、自身の発言がまだ行われているわけではありませんし、当然、政策の変更が行われているわけでもありません。そのような中で、私どもとしてはしっかりとした備えをするという意味で、今の予算の中で御審議をいただいているということであります。
そして、大切なのは、私どもの方から北朝鮮に対して何か威嚇的なことを今まで言ったこともありませんし、一方的にむしろ北朝鮮の方から、核の開発を行い、弾道ミサイルの実験を行い、そして、日本列島を沈めてやるよのような報道を出す。むしろ、北朝鮮の方から一方的にこの問題というのは出てきているんではないかと思っておりますので、私どもが何かスタンドオフミサイルを装備することが北朝鮮に懸念を与えるから、それはやめた方がいいというような考えには、私ども全く立ってはおりません。
宮
宮川伸#18
○宮川(伸)委員 私は、やはり、こういうタイミングで、そして、まだ国会で十分に議論ができていないと思う。なぜ、北朝鮮の、核であると思いますが、その脅威に対して、今スタンドオフミサイルが必要なのか。もしそれがないんであれば、もう一年、次の年度で概算要求に入れて、もう一度、一年後にやるということもあったと思うんです。
そういった中で、周辺諸国に対する影響ということですが、安保法制が成立をしてから、私自身は、この安保法制というのは私は憲法違反であるという考え方に立っておりますが、これができてから、自衛隊と米軍のたび重なる共同訓練が行われておりますが、そういった中で、日本と北朝鮮の緊張も高まっている部分があるというように認識しております。ある記事によりますと、北朝鮮側が日本を敵国扱いするようになってしまっているというような、そういうような記事があったりとか。
それが、以前、労働新聞では、米国が核戦争を起こせば、在日米軍基地は日本の存在を脅かす巨大な時限爆弾と化すだろうというような、こういったものがあったんです。ですから、昔は、米軍基地に対して攻撃をするというような表現が使われていましたが、ここ一年余りの間は、日本国に対してという、それも、昨年十七回ぐらいそういったことが北朝鮮の方から言われているという状況だと思います。
例えば、五月の報道によりますと、談話によりますと、日本があくまで米国に追従して敵対的な行動に出るなら、我が方の標的は変わる、日本に変わるというようなことを、北朝鮮の外務省は談話を出しているということであります。
そういったことがずっと一年余り続いてきている中で、やはり私は、このスタンドオフ長距離巡航ミサイル、北朝鮮全域をカバーするもの、北朝鮮のそういったものがある中でこれを入れていくというところのロジックが、私はやはりちょっと理解ができないんですが、もう一度御説明いただけないでしょうか。
この発言だけを見る →そういった中で、周辺諸国に対する影響ということですが、安保法制が成立をしてから、私自身は、この安保法制というのは私は憲法違反であるという考え方に立っておりますが、これができてから、自衛隊と米軍のたび重なる共同訓練が行われておりますが、そういった中で、日本と北朝鮮の緊張も高まっている部分があるというように認識しております。ある記事によりますと、北朝鮮側が日本を敵国扱いするようになってしまっているというような、そういうような記事があったりとか。
それが、以前、労働新聞では、米国が核戦争を起こせば、在日米軍基地は日本の存在を脅かす巨大な時限爆弾と化すだろうというような、こういったものがあったんです。ですから、昔は、米軍基地に対して攻撃をするというような表現が使われていましたが、ここ一年余りの間は、日本国に対してという、それも、昨年十七回ぐらいそういったことが北朝鮮の方から言われているという状況だと思います。
例えば、五月の報道によりますと、談話によりますと、日本があくまで米国に追従して敵対的な行動に出るなら、我が方の標的は変わる、日本に変わるというようなことを、北朝鮮の外務省は談話を出しているということであります。
そういったことがずっと一年余り続いてきている中で、やはり私は、このスタンドオフ長距離巡航ミサイル、北朝鮮全域をカバーするもの、北朝鮮のそういったものがある中でこれを入れていくというところのロジックが、私はやはりちょっと理解ができないんですが、もう一度御説明いただけないでしょうか。
小
小野寺五典#19
○小野寺国務大臣 私どもは、この国をしっかり守っていく中で必要な防衛装備を準備をしていく、そしてまた、隊員が安全に任務が遂行できるように、今回、予算の中で要求をさせていただいているということでありますので、むしろ、私は、今委員の説明された内容がなかなか腑に落ちないのは、私ども、北朝鮮に対して、何か敵対的な行動を今までとったことはありません。むしろ、北朝鮮の方から一方的に日本に対して、さまざまな威圧的な発言や報道が出ているということでありますので、どちらに私ども立場を持って考えていくかというと、少なくても、日本の専守防衛の中で、この国をどう守っていくかという中の必要な装備で、今回、スタンドオフミサイルも含めて予算の方をお願いしているということであります。
この発言だけを見る →宮
宮川伸#20
○宮川(伸)委員 今までのスタンダードを変えない枠組みの中でそこを配備していくということであれば、私もそこは理解ができるんですが、最初の方に申したように、マスコミ報道によれば安倍首相自体も懸念をされたというような、今までのスタンダードを超えるようなものを配備しようとしているという理解だと思います。
そういった中で、なぜこのタイミングで、北朝鮮との状況がこういう状況であるにもかかわらず、スタンダードを一つ超えるようなものに関して今必要だということであるんでしょうか。きちっと概算要求から入れてやるということはなぜ考えられないんでしょうか。
この発言だけを見る →そういった中で、なぜこのタイミングで、北朝鮮との状況がこういう状況であるにもかかわらず、スタンダードを一つ超えるようなものに関して今必要だということであるんでしょうか。きちっと概算要求から入れてやるということはなぜ考えられないんでしょうか。
小
小野寺五典#21
○小野寺国務大臣 これは冒頭も御説明させていただきましたが、今回のスタンドオフミサイルを導入するに当たって、相手国側との調整等が必要だったということ、その中で、今回、このタイミングで予算要求をさせていただいたということであります。
この発言だけを見る →宮
小
小野寺五典#23
○小野寺国務大臣 委員も御案内のとおり、防衛装備というのは、予算化し、そしてまた、あるいは今回、LRASM、JASSMに関しては、F15に装着できるかどうか、そういう調査ということになります。そういう中で、実際に配備される期間というのは数年先ということになりますので、私どもとしては、安全保障上、大変諸外国の能力が向上している中、隊員が安全に任務を遂行するためにはこれは必要だということ、そして、予算要求されたからといってすぐに導入されるわけではない、そのようなことを考えながら今回予算要求をさせていただいております。
この発言だけを見る →宮
宮川伸#24
○宮川(伸)委員 改めて、私は、国民にしっかり説明をしていく、国会でも説明をしていく、国民に丁寧にわかりやすくしていくというのが民主主義に大切だというように思います。
何度も繰り返しますが、今までのスタンダードを超えるかもしれない、安倍首相自体も懸念しているかもしれない、そういったものを国民に丁寧に説明を私はまだしていないと思うわけでありますが、そういった中で早く整備をしていかなければいけない、そこの部分のロジックが、やはり国民に対して不誠実なのではないかというように私自身は思います。
そういった中で、私の考えとしては、そういった敵基地攻撃能力を持っているようなものだとか攻撃型のようなもの、そういったものに力を入れて、そういったものをどんどん先に、国民に十分な説明がまだできていないかもしれないけれども、どんどん進めなければいけないという考え方の前に、自国の中でも、今までの範囲内でも専守防衛においてしっかりやっていかなければならない部分が幾つもあるのではないかというように私は思います。
その一つが、少し話題が大きくかわるかもしれませんが、原発の問題があります。我が党は三月九日の日に原発ゼロ法案を出させていただきましたが、原発が例えば日本海側に幾つもある、こういったものが攻撃をされれば我が国の存立にかかわるような極めて大きなことになると思いますが、こういった原発の対応というのはどのように考えられていらっしゃるんでしょうか。
この発言だけを見る →何度も繰り返しますが、今までのスタンダードを超えるかもしれない、安倍首相自体も懸念しているかもしれない、そういったものを国民に丁寧に説明を私はまだしていないと思うわけでありますが、そういった中で早く整備をしていかなければいけない、そこの部分のロジックが、やはり国民に対して不誠実なのではないかというように私自身は思います。
そういった中で、私の考えとしては、そういった敵基地攻撃能力を持っているようなものだとか攻撃型のようなもの、そういったものに力を入れて、そういったものをどんどん先に、国民に十分な説明がまだできていないかもしれないけれども、どんどん進めなければいけないという考え方の前に、自国の中でも、今までの範囲内でも専守防衛においてしっかりやっていかなければならない部分が幾つもあるのではないかというように私は思います。
その一つが、少し話題が大きくかわるかもしれませんが、原発の問題があります。我が党は三月九日の日に原発ゼロ法案を出させていただきましたが、原発が例えば日本海側に幾つもある、こういったものが攻撃をされれば我が国の存立にかかわるような極めて大きなことになると思いますが、こういった原発の対応というのはどのように考えられていらっしゃるんでしょうか。
小
小野寺五典#25
○小野寺国務大臣 まず、従来議論になっておりますが、改めて、スタンドオフミサイルというのは、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、諸外国の航空能力の進展が著しい中、我が国防衛に当たる自衛隊機が相手の脅威の圏外から対処できるようにすることで、隊員の安全を確保しつつ、我が国を有効に防衛するために導入するものであります。
今回のスタンドオフミサイルは、専守防衛のもと、あくまでも、国民の生命財産、我が国の領土、領海、領空を守り抜くため、自衛隊の装備の質的向上を図るものであり、自衛のための必要最小限度のものということであります。
今委員の方から、原発の防衛についての議論ということになりますが、これは、その趣旨は、もし弾道ミサイルからの攻撃ということであれば、現在、弾道ミサイル防衛というのは、海上自衛隊のBMD対応型イージス艦による上層での迎撃と航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせた多層防衛により、いかなる事態においても、北朝鮮による弾道ミサイルの脅威から国民の生命財産を守るべく万全の体制をとるということであります。
このうち、御指摘の原発に対するミサイル攻撃も含め、まずは、我が国全域を防御するためのイージス艦によってしっかり対応することが基本ということになります。その上で、拠点防御のために、全国各地に分散して配備されているPAC3を状況に応じて機動的に移動、展開させることにより対応するということも一般的に考えられると思っております。
いずれにしても、今回、BMD対応型イージス艦の増勢、これは、四隻から現在五隻になっていますが、最終的に八隻までふやしますし、また、イージス・アショアの導入等を進める中で高度な警戒体制を維持するなど、弾道ミサイル防衛に万全を期してまいりたいと思っています。
この発言だけを見る →今回のスタンドオフミサイルは、専守防衛のもと、あくまでも、国民の生命財産、我が国の領土、領海、領空を守り抜くため、自衛隊の装備の質的向上を図るものであり、自衛のための必要最小限度のものということであります。
今委員の方から、原発の防衛についての議論ということになりますが、これは、その趣旨は、もし弾道ミサイルからの攻撃ということであれば、現在、弾道ミサイル防衛というのは、海上自衛隊のBMD対応型イージス艦による上層での迎撃と航空自衛隊のPAC3ミサイルによる下層での迎撃を組み合わせた多層防衛により、いかなる事態においても、北朝鮮による弾道ミサイルの脅威から国民の生命財産を守るべく万全の体制をとるということであります。
このうち、御指摘の原発に対するミサイル攻撃も含め、まずは、我が国全域を防御するためのイージス艦によってしっかり対応することが基本ということになります。その上で、拠点防御のために、全国各地に分散して配備されているPAC3を状況に応じて機動的に移動、展開させることにより対応するということも一般的に考えられると思っております。
いずれにしても、今回、BMD対応型イージス艦の増勢、これは、四隻から現在五隻になっていますが、最終的に八隻までふやしますし、また、イージス・アショアの導入等を進める中で高度な警戒体制を維持するなど、弾道ミサイル防衛に万全を期してまいりたいと思っています。
宮
宮川伸#26
○宮川(伸)委員 改めて長距離巡航ミサイルの必要性に関して御説明をしていただきましたが、自衛隊員のやはり命を確保するためというのは、私もそこは非常に重要だと思います。しかし、今の説明では、五百キロ、九百キロという、そういった長く飛ぶものがなぜ必要なのかというところが、やはり、それだけの説明で今までのスタンダードを超えるというのは私は不十分だというように思います。
そして、やはり、何度も今までの、以前の答弁でも北朝鮮の話が出てきているわけで、北朝鮮の話がある中でなぜ五百キロメートルや九百キロメートルが必要なのか。これが説明できないんだったら、北朝鮮に対してのものではなくて他国に対してのものだということを私は言っているとしか思えないというように思います。
もう一つ、原発の問題に関してですけれども、中距離巡航ミサイル以外にも、海岸側に原発は建っているわけでありますから、これも以前から議論されておりますが、いろいろな可能性があると思います。イージス艦の話をしておりますが、イージス艦に積めるSM3等も数が限られているわけで、一方で、北朝鮮が持っているミサイルの数はそれよりはるかに多いと思います。
そういった現状の中で、本当に原発を今守れると思われているのか、これから整備をして守るつもりでいるのか、あるいは、我が党が考えているように原発ゼロにしてしまえばその危険はなくなるわけで、その方が日本の安全保障に対して大きく貢献するのではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
この発言だけを見る →そして、やはり、何度も今までの、以前の答弁でも北朝鮮の話が出てきているわけで、北朝鮮の話がある中でなぜ五百キロメートルや九百キロメートルが必要なのか。これが説明できないんだったら、北朝鮮に対してのものではなくて他国に対してのものだということを私は言っているとしか思えないというように思います。
もう一つ、原発の問題に関してですけれども、中距離巡航ミサイル以外にも、海岸側に原発は建っているわけでありますから、これも以前から議論されておりますが、いろいろな可能性があると思います。イージス艦の話をしておりますが、イージス艦に積めるSM3等も数が限られているわけで、一方で、北朝鮮が持っているミサイルの数はそれよりはるかに多いと思います。
そういった現状の中で、本当に原発を今守れると思われているのか、これから整備をして守るつもりでいるのか、あるいは、我が党が考えているように原発ゼロにしてしまえばその危険はなくなるわけで、その方が日本の安全保障に対して大きく貢献するのではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
前
前田哲#27
○前田政府参考人 お答えいたします。
まず、先生から数百キロというお話がありましたので、改めてその点を御説明いたしますが、諸外国において、今、軍事技術というのは非常に著しく進展をしているわけです。軍事能力も上がっているわけでありまして、特に、海上部隊あるいは航空部隊が連携をして我が国に武力攻撃をしてくる。こういうときに必ずエアカバーというものをかけていくわけですが、そのエアカバーが及ぶ範囲、つまり、航空の、相手方の脅威が及ぶ範囲というのは、侵攻してくる部隊の周囲数百キロに及ぶという状況に今なっているわけでございます。
そういう中で、現状のままでありますと、自衛隊の航空機は相手の脅威の及ぶ範囲内に入って対応せざるを得ない。このことが、スタンドオフミサイルを入れる最も大きな理由であるというふうに考えているわけでございます。
それから、BMDと原発の関係の御質問がございました。
我が国は、先ほど大臣からも申し上げましたけれども、イージス艦それからPAC3の多層防衛という形をとっています。それで、イージス艦については、現状でも三隻でもって日本全国をきちんとカバーするという体制を持っています。
さらに、現在、北朝鮮のミサイル能力というのは非常に向上してきていますので、このミサイル対処能力の向上を図るために、一つはミサイルそのものの能力向上、すなわち、先生も今御指摘になりましたSM3というミサイルをブロック2Aミサイルにする、それから、PAC3についてもMSEという能力向上型を取り入れる、こういった工夫を重ねてきております。
さらに、イージス・アショアというものを入れますと、二十四時間三百六十五日の我が国の防護体制が相当強化されると考えております。
したがいまして、原発を含めて日本各地を防護するための体制というものに我々は今力を入れて取り組んでいる、こういうことでございます。
この発言だけを見る →まず、先生から数百キロというお話がありましたので、改めてその点を御説明いたしますが、諸外国において、今、軍事技術というのは非常に著しく進展をしているわけです。軍事能力も上がっているわけでありまして、特に、海上部隊あるいは航空部隊が連携をして我が国に武力攻撃をしてくる。こういうときに必ずエアカバーというものをかけていくわけですが、そのエアカバーが及ぶ範囲、つまり、航空の、相手方の脅威が及ぶ範囲というのは、侵攻してくる部隊の周囲数百キロに及ぶという状況に今なっているわけでございます。
そういう中で、現状のままでありますと、自衛隊の航空機は相手の脅威の及ぶ範囲内に入って対応せざるを得ない。このことが、スタンドオフミサイルを入れる最も大きな理由であるというふうに考えているわけでございます。
それから、BMDと原発の関係の御質問がございました。
我が国は、先ほど大臣からも申し上げましたけれども、イージス艦それからPAC3の多層防衛という形をとっています。それで、イージス艦については、現状でも三隻でもって日本全国をきちんとカバーするという体制を持っています。
さらに、現在、北朝鮮のミサイル能力というのは非常に向上してきていますので、このミサイル対処能力の向上を図るために、一つはミサイルそのものの能力向上、すなわち、先生も今御指摘になりましたSM3というミサイルをブロック2Aミサイルにする、それから、PAC3についてもMSEという能力向上型を取り入れる、こういった工夫を重ねてきております。
さらに、イージス・アショアというものを入れますと、二十四時間三百六十五日の我が国の防護体制が相当強化されると考えております。
したがいまして、原発を含めて日本各地を防護するための体制というものに我々は今力を入れて取り組んでいる、こういうことでございます。
宮
宮川伸#28
○宮川(伸)委員 今、もう一度長距離巡航ミサイルに関しての御説明をいただきましたが、改めてもう一度、問題なのは、今までのスタンダードを一歩超えるものだと。今までのスタンダードの中に入っていれば、今の御説明で僕は十分だと思います。しかし、今までのスタンダードを一歩超えるものであるということ。
そして、我々は、我が国は憲法九条があるわけですが、この自衛のための最小限度というのを、歴代政府の中で、これがどのラインなのかということをずっと議論をしてきているわけです。これに抵触するのかしないのか、そういった非常に重い問題である中で、私がこの地図で示しました、この地図、我が国を防衛する上で必要な領域というこの範囲、地理的な範囲に対して、九百キロメートルというのがいかに広い範囲なのか。やはり、この地理的な状況、そしてスタンダードを超える、今までのスタンダードを超えるような話である、そしてこの九百キロメートル、こういったところを含めてやはり国民に対して説明をしなければ、今の説明だけでは私は不十分であるというように思います。
そして、原発の方に関しましても、やはり、私は今の説明ではよくわからない。これから防衛予算をどういうふうに使っていくかということになりますが、今のこれからの計画において、今海岸線にある、今、政府の方は、二〇%原発をふやすということで、二〇三〇年という計画だと思いますが、日本海側にある原発を全て本当に守れるように、イージス艦にしろ、SM3にしろ、PAC3にしろ、全部配備する予定でいるのか。私は、そこは、今の計画ではそこまではいかないんじゃないかというように認識をしております。
ちょっと時間がなくなってきているので、これはもう少し煮詰めてもう一度質問させていただきたいなと思いますが、ああ、終わりになってしまいましたね、失礼しました。
もう一つ、お金の使い方としましては、私は例えば、国民を守るという意味では、核シェルターというようなものに関しても質問したいなと思っていました。
ですから、周辺国を刺激するような、そういったものにどんどん前に進んで、国民にしっかり説明をしないで前に進める前に、やれることが幾つも私はあるんじゃないかというように思っておりますが、改めて、私は、国民にしっかりと説明をして、国民が納得をしながら進んでいけるように、この安全保障委員会でも引き続き質問させていただければと思います。
本日はありがとうございました。
この発言だけを見る →そして、我々は、我が国は憲法九条があるわけですが、この自衛のための最小限度というのを、歴代政府の中で、これがどのラインなのかということをずっと議論をしてきているわけです。これに抵触するのかしないのか、そういった非常に重い問題である中で、私がこの地図で示しました、この地図、我が国を防衛する上で必要な領域というこの範囲、地理的な範囲に対して、九百キロメートルというのがいかに広い範囲なのか。やはり、この地理的な状況、そしてスタンダードを超える、今までのスタンダードを超えるような話である、そしてこの九百キロメートル、こういったところを含めてやはり国民に対して説明をしなければ、今の説明だけでは私は不十分であるというように思います。
そして、原発の方に関しましても、やはり、私は今の説明ではよくわからない。これから防衛予算をどういうふうに使っていくかということになりますが、今のこれからの計画において、今海岸線にある、今、政府の方は、二〇%原発をふやすということで、二〇三〇年という計画だと思いますが、日本海側にある原発を全て本当に守れるように、イージス艦にしろ、SM3にしろ、PAC3にしろ、全部配備する予定でいるのか。私は、そこは、今の計画ではそこまではいかないんじゃないかというように認識をしております。
ちょっと時間がなくなってきているので、これはもう少し煮詰めてもう一度質問させていただきたいなと思いますが、ああ、終わりになってしまいましたね、失礼しました。
もう一つ、お金の使い方としましては、私は例えば、国民を守るという意味では、核シェルターというようなものに関しても質問したいなと思っていました。
ですから、周辺国を刺激するような、そういったものにどんどん前に進んで、国民にしっかり説明をしないで前に進める前に、やれることが幾つも私はあるんじゃないかというように思っておりますが、改めて、私は、国民にしっかりと説明をして、国民が納得をしながら進んでいけるように、この安全保障委員会でも引き続き質問させていただければと思います。
本日はありがとうございました。
寺