河野太郎の発言 (外務委員会)

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○河野国務大臣 ありがとうございます。
 外務大臣の就任会見でも、中東を外交の一つの柱にしていきたい、特に地域を名指しして申し上げました。中東は日本がエネルギーを依存をしている地域であり、これからもしばらくそういう状況が続くんだろうというふうに思います。また、さまざまな国際通商の重要な海上ルートに中東は位置している。それから、最近は、テロあるいは暴力的過激主義が中東にある面はびこって、これが世界的にもさまざまな影響を与えているという現実がございます。
 そういう中で、この地域が平和で安定するということが、日本の経済のみならず世界的にも、世界の平和と安定にも影響をするという状況にあるんだろうというふうに思っております。
 そんな中で、日本は中東の宗教とは中立の立場にあると言ってもいいんだろうというふうに思っておりますし、歴史的に振り返ってみても、日本は、中東の歴史の中でネガティブな足跡というのが全くありません。植民地主義という植民地の歴史もなければ、ユダヤ教徒に対する圧迫ということもないわけでございます。また、中東の中で非常に大きな力を持っているアメリカと同盟関係にあり、アメリカにかなり率直に物を言うことができるという日本の立場がございます。
 そういうことを考えたときに、中東の中で日本が、今まで経済的あるいは開発支援という面で大いに日本は絡んでいきましたが、政治的にも日本は中東に果たすべき役割があるんだろうというふうに思っております。そして、それが日本だからできるということはある。
 今、イランとサウジアラビアがやや対立傾向にありますが、日本はどちらとも話ができる、あるいは、中東和平の一つの中心でありますパレスチナとイスラエルの問題、日本は両側と忌憚のない意見交換をすることができる。
 こういう中で、日本が果たす役割、特に政治的な役割は非常に大きいと思いまして、外務大臣就任以来、中東の出張が四回になると思います。昨年の九月には、カイロで日本とアラブの政治対話というのを始めましたし、ことしは、初めてバーレーンのマナマ対話に出席をし、自由で開かれたインド太平洋戦略について協議を呼びかけたということがございます。また、トランプ大統領の声明の直後にイスラエルとパレスチナを訪問し、平和裏の問題解決に向けて日本もかかわっていきたいということを申し上げたところでございます。
 そういう中で、今後とも、河野四箇条と申し上げておりますが、知的・人的貢献、中東の、人への投資、息の長い取組、そして日本の政治的取組の強化、これを四つの柱として、中東問題に積極的に取り組んでまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 河野太郎

speaker_id: 11808

日付: 2018-03-09

院: 衆議院

会議名: 外務委員会