河野太郎の発言 (外務委員会)
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○河野国務大臣 まず、中東の議員外交については、これは非常に大事なことだと思っております。政府同士だけでなく、さまざま複線的に、さまざまな国と人間関係がつながっているというのは非常に大事ですし、特に中東は人と人とのつながりというのが極めて大切だと思います。
私が初当選直後にサウジアラビアを訪問したときに言われたのは、議員が中東に行くときは、会談なんかどうでもいいから飯を食え、お茶を飲め、それをさんざん言われました。要するに、飯を食ってお茶を飲んで、向こうはイスラム教ですから酒を飲んでということはできないのかもしれませんが、そうやって人間関係をつくっていくことで、何かあったときに電話ができる、そういう人間関係がどれぐらいその国との間であるかというのが非常に重要だ、そう言われて、当時お茶を飲んだ人たちが今、政権の中枢に入りつつある、そういう状況になってまいりましたので、ぜひ議員外交を積極的にやっていただきたいと思います。
北朝鮮の状況ですが、つい先ごろ北朝鮮を訪問した韓国の方々がワシントンでトランプ大統領にお目にかかったということでございますが、アメリカは一貫して、北朝鮮が言葉でなく行動を示さない限り経済制裁は緩めない、圧力をかけ続ける必要がある、これは、こうした一連の動きがある前に、日本、アメリカ、韓国でしっかりと確認をしてきております。北朝鮮がさまざま、いろいろなことを言うかもしれないけれども、行動で示さない限りは圧力をかけ続ける必要があるというこの三カ国の認識には変わりがございません。
そういう意味で、アメリカも全く同じように、行動を示すまでは圧力をかけ続ける、あるいは、米韓の軍事演習というのはパラリンピックが終わった後再開をされる、そういう状況でございます。
ついせんだって、ミュンヘン対話に行く前に、ウィーンにありますIAEAで天野事務局長とお目にかかりましたが、IAEAは既に北朝鮮のためのチームをつくっていて、いつでもゴーサインが出れば査察に入れるという状況にあります。日本は、そのために必要な、機材その他の初期投資が必要なら、その分、日本がまず肩がわりをする、そういうお話もさせていただいております。IAEAとの間でいつでも、北朝鮮が非核化に向けて査察を受け入れるというシグナルを送れば、きちんと対応することができるように準備をしておりますので、これは、日米韓に加え国際社会の協力をいただいて、北朝鮮が具体的な行動に出るまでしっかりと圧力をかけ続けていきたいというふうに思っております。