細田健一の発言 (環境委員会)

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○細田(健)委員 局長、ありがとうございました。
 今お聞きになったとおり、確かに適切な管理というのは当然必要なわけでございますけれども、絶滅の危機に瀕しているわけではないわけでございます。
 サステーナブルユースという考え方がございます。これは、生物、生態系を再生可能な範囲で利用するという考え方でございまして、いわゆる利用することによってその保護のためのお金を捻出して、さらなるきちんとした保護につなげていくという考え方だというふうに認識をしております。
 象というのは、地元の方、地元というかアフリカの方にとってはある種の害獣でして、ああいう大きい野生生物がいきなり畑を踏み荒らしたりすると大変な被害が出るわけでして、地元の方にとってはある種の害獣なんですが、ただ、そこから経済的利益が得られる、例えば象牙を国際的に取引をしてお金が入ってくるということであれば、保護のインセンティブもむしろ生まれるわけなんですけれども、ただ、一方で、欧米の過激な環境保護派が言うように、とにかく保護しろ、もう何もやっちゃいかぬ、とっちゃいかぬし、そういう象牙の取引も全くだめだということになると、むしろ、象の経済的な価値が失われて、その保護に対するインセンティブが小さくなるというようなパラドックスもあるわけでございます。
 かつて私が国際会議に参加をし、また、それ以降も、今の環境省の幹部職員になられた方々がこの点について非常に頑張ってきておられまして、日本はこの点についてのサステーナブルユースの考え方を国際的に推進するチャンピオンでありましたし、また、今でもそのチャンピオンであるというふうに私は考えております。
 すなわち、欧米のような環境保護一辺倒だけでなく、その適切な管理というのが当然前提になりますけれども、きちんとした適切な管理あるいは貿易管理のもとで利用をする、あるいは国際取引をすることによって、経済的な利益を、経済的な価値を生息国に移して、それによって更に保護のインセンティブを深める、高めるというような考え方を強力に主張して、これは、いわゆる欧米の強力な環境保護派に対してそういう主張をきちんとして途上国からの圧倒的な支持を受けていたわけでございますが、私は、こういうサステーナブルユースのチャンピオンとしての日本の立場というのは今後とも堅持すべきであると思っておりまして、この点についての大臣の御見解をぜひお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 細田健一

speaker_id: 7907

日付: 2018-03-06

院: 衆議院

会議名: 環境委員会