森田祐司の発言 (議院運営委員会)
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○森田参考人 御質問いただき、ありがとうございます。
今の検査官になる前は、御指摘のとおり、公会計の改革というものにずっと携わってまいりました。いわゆる官庁会計がわかりにくいのではないか、少しでもわかりやすくするために、民間的な、貸借対照表でありますとか損益計算書のようなもので示すとおわかりいただける範囲が広がるのではないかということで、御存じのように、自治体も、あるいは国、各省庁、あるいは独立行政法人等も、法定化されている、いないにもかかわらず、そのような取組が進んでいるかなというふうに思います。
一点申し上げるとすると、わかりやすいというのが、これがとても、変な言い方ですけれども、わかりにくくございまして、わかりやすいというのは、説明する側が、何をわかってほしいかということがきちっと明確になって、それが受け手側にちゃんと伝わったのかというのが、まさにわかりやすいということだと思うんですね。
その点からしますと、自治体なんか、非常に各団体、御苦労されているところかと思うんですけれども、自治体の貸借対照表で、あるいは行政コスト計算書というような呼び方をしていますけれども、それでもって住民に何をわかってほしいのか、あるいはそれをもとにどういう意思決定をしてきたのかということを住民の皆さんに説明することをまずは明確にし、それが公会計の新しい財務書類なんかに的確にあらわれているのか、そういう観点で公会計、わかりやすい説明の改革を進めていくことが重要なのではないかなと常々考えているところでございます。