吉良州司の発言 (経済産業委員会)
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○吉良委員 政府としてはそう言わざるを得ないというのはもう十分承知しています。今大臣もおっしゃった、中国、韓国がいる、そしてインドが入っている、そことの協力関係も非常に重要である。レベルが現在違うので、高いレベルの、TPPレベルに近づけていきたい、これも全くそのとおりだというふうに思っています。
ただ、先ほど言いました、経済のみならず地政学的な意味合いも含めて考えたときに、当然ながら、TPPのレベルに、まずは、東南アジアの国の中で、先ほどおっしゃったタイを含めて、日本が相当投資をしている国々をTPPに引き入れていく。
RCEPが下手にまとまってしまいますと、そこで満足してしまう可能性がある。ましてや、今現在、十年、十五年の幅で考えますと、中国の影響力が圧倒的に強いということになれば、中国が入って妥結した低いレベルのRCEPで満足してしまう可能性があるし、中国にぐっと引き寄せられてしまう可能性がある。
それを考えますと、今言った、中国も韓国もインドもいる、まだTPPに加盟していない東南アジアもいるということを考えれば、RCEPについても引き続き交渉はしていかなければいけない。
ただ、極端な話をしますと、極端な話ですよ、たなざらしにしておいて、TPPの妥結をもちろん急いで、そのTPPにまずは東南アジア諸国の、タイであるとかネシアであるとかフィリピンであるとか、こういう日本にとって大事な国、投資先、バリューチェーンの重要な構成要素である国、ここをTPPに招き入れていくことの方が私は優先順位が高いと思っているんです。
繰り返しますけれども、政府でそうだそうだと仮に本音ではそう思っていても、言えないのはわかっていますから、私はそういうふうに思っていまして、そういう意味では、本音のところでは、きちっと優劣をつけて、TPPを充実させ、そこに日本にとって重要な国を招き入れていく、そういう方針で臨んでいただきたいというふうに思います。
いかがでしょうか、大臣。