世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○世耕国務大臣 これはぜひ、私は両面作戦でいくべきではないかというふうに思っています。
やはりハイスタンダードなTPPに入れるだけのキャパシティーを持っているような、そういう国、もうタイはみずから今表明しつつあるわけです。ほかにも何カ国か、地域も含めてありますから、そういうところはうまく招き入れていく。
ところが、一方で、例えばカンボジアとかラオスのような国は、いきなりTPPはやはり難しい。これに関してはRCEPに入れる。RCEPも、高い目標は掲げておくんだけれども、いきなりそれは要求しないで、発展段階に合わせた国別の対応もしっかり織りまぜながら、しかし、一方で、RCEPに入ったことを契機に、日本としても、そういった国々のキャパシティービルディングに全面的に協力をして、その国々のレベルをどんどんどんどん上げていって、そしてやがてはTPPに入ってこれるようにするということが重要ではないかというふうに思っています。
RCEPは、特に今、日本のサプライチェーンは非常に広がりを見せていて、例えば自動車産業ですと、タイはまさにサプライチェーンのハブになっています、タイでつくっている日本車の数というのは日本国内でつくっているのともうほとんど並ぶぐらいになっていますので。ところが、今、そこから今度は部品をカンボジア、ラオスでつくるというような動きも出てきているわけですから、そういったところは逆にRCEPでしっかりカバーをしていくということが重要ではないか。
だから、TPPとRCEPをうまく両建てで使いながら、アジア地域における自由貿易の旗手として日本が主導権を持っていくということが重要だと思っております。