勝俣孝明の発言 (経済産業委員会)

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○勝俣委員 自由民主党の勝俣孝明でございます。
 本日は、各参考人の皆様方におかれましては、それぞれのお立場の中で貴重な御意見をいただきましたこと、まずもって心より御礼を申し上げる次第でございます。
 今回、生産性向上特措法及び産業競争力強化法案という形で、この両法案に対してそれぞれ参考人の皆様方のお立場でお答えをいただければというふうに考えております。
 まず最初の御質問でございますので、参考人の先生方全員に、IT人材の不足について少しお話をさせていただきたいなというふうに思っております。
 今回の両法案の背景にある問題というのは、皆さんも御承知のとおり、やはり我が国が直面している少子高齢化、そして人口減少社会の進展に伴い生産年齢人口が減少傾向にあるということでございます。
 昨年の平均の有効求人倍率は一・五倍ということで高水準になりましたけれども、逆に言えば、非常に人手不足に陥っている状況でもございます。これが、労働市場が非常に逼迫しているということも言えるのでありまして、経済成長に非常にストップがかかっているということも言えるわけでございます。
 私は地元が伊豆半島でございまして、観光地でございます。今、熱海も非常に多くのお客様が来ていただいているんですが、宿泊客数が熱海市で今三百万人。これは三年間ずっと頭が三百万人で、なかなか抜け出せない状況です。人はにぎわっているんですけれども、働く方がなかなかいらっしゃらないということで、機会損失になってしまっているということが身近でもあるんですね。
 各業界で、介護の業界もそうですけれども、さまざまな形で、人手不足ということで、経済成長の制約要因になっているという指摘もあります。
 このような中で、私たちは、IoT、ビッグデータ、ロボット、AIといった第四次産業革命によって、ビジネスや社会のあり方を根本的に変革し、そして新技術を駆使して生産性革命をなし遂げて、そして人口減少に伴う供給制約や人手不足を克服し、経済成長を遂げていくということを狙いにしているわけでございます。要するに、人づくり革命と生産性革命という二つの革命を実現していくことで成長と分配の好循環を確立していくということでございます。
 しかしながら、その生産性革命によって人手不足を補うということをする前に、その革命を起こすべく中心となる我が国のIT人材の不足が懸念されているわけでございます。
 そこで、最初の質問でございますけれども、中小企業庁の調査の中でも、先ほども曽我参考人の方からもお話が出ましたけれども、IT投資を行わない理由のうち、四三・三%の中小企業はITを導入する人材がいないという結果も出ております。また、経産省の調査の中でも、IT人材の不足は、現在でも十七万人不足している、また二〇二〇年には約三十七万人の不足、二〇三〇年には七十九万人の不足とも言われております。
 この各産業の人手不足を解消する前にIT人材の不足を解消していかなければならない中で、第四次産業革命に向けた人材力の強化を図っていかなければなりませんけれども、参考人の皆様のお立場で、IT人材の不足の解消策がございましたら、それぞれお答えいただければというふうに思います。

発言情報

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発言者: 勝俣孝明

speaker_id: 515

日付: 2018-04-10

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会