荻野徹の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○荻野政府参考人 お答え申し上げます。
まず、お尋ねの懲戒処分の事案でございますが、これは原子力規制庁の若手の職員でございますけれども、決裁中の文書を紛失したにもかかわらず、上司には決裁が完了したと虚偽の報告をして、そのまま業務を放置したということで、申請者への許可書の発出がおくれたという、大変御迷惑をおかけしたものでございます。若手職員に対する指導監督、あるいは業務管理が不適切でございまして、大変遺憾でございまして、まことにおわびを申し上げなければならない事案だと思います。
なお、文書の取扱いでございますけれども、許可書とか決裁文書等の偽造はございませんでした。
ただ、一連のその過程で、上司から追及を受けまして、上司の追及を免れるために、PCの画面上で架空の写しを上司に見せたということがございますが、これは、外形的に見て正規の文書であると誤認されるようなものではなかったと考えております。
また、本人の意図といたしましても、外部への権限行使とか、あるいは部内の行政手続を進めようとして行ったというものではなく、要するに、上司への虚偽の報告でございまして、本件につきましては、これを虚偽報告の一態様というふうに考えまして、これを含む一連の行為につきまして、虚偽報告という形で厳正に処分を行ったというものでございます。
内部監査の関係でございますが、原子力規制庁におきましては、監査・業務改善推進室を設置いたしまして、課や室といった部署別に、そもそも自己申告、各部署における自己点検に基づく要改善事項の管理の仕組みを持っておりますが、これに加えまして、監査・業務改善推進室において、不祥事を予防するという観点から、部署単位の監査、それから、特定のテーマに絞りました全庁的な監査をやっております。
今回の不祥事につきましては、その端緒を捉えられなかった、まことに遺憾であると思っておりますが、あらゆる事柄について、その端緒を全て内部監査だけで把握するというのは、現実問題としてはやはり困難なところはあろうかと思います。したがいまして、外部からの御指摘があれば、それに対して即座に真摯に対応していくということでございます。
いずれにせよ、内部監査の実施方法や対象の選定につきましては適切に検討していく必要がございますし、いずれにせよ、今回の不祥事をしっかりと受けとめまして、厳しく反省をして、健全な組織運営に努めてまいりたいということを考えております。