加藤勝信の発言 (厚生労働委員会)
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○加藤国務大臣 少子高齢化、また人口が減少していくという我が国の構造的な課題に対して、この壁を乗り越えていくためにも、高齢者、また、若い方々、女性、男性、障害や難病のある方も、全ての方がそれぞれの希望や状況に応じて活躍できる、こうした一億総活躍社会の実現が大事であるということで一つ一つの施策に取り組み、また、その最大のチャレンジが働き方改革というふうに位置づけをしております。
働き方改革においては、働く方の立場に立って、一人一人の実情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現していく、そのために、労働基準法制定以来七十年ぶりの大改革でもあります長時間労働の是正、また、多様で柔軟な働き方の実現、同一労働同一賃金などを進めていくことにしております。
例えば、長時間労働を是正していくことは、女性や高齢者が仕事につきやすくなる、また、男性も子育てを行う環境が整備をされていく、さらには、経営者においても、どういうふうに労働者に働いてもらうかということに関心を高め、結果において、時間当たりの労働生産性の向上にもつながっていくと考えております。
また、働き過ぎを防止するための措置を講じた上で、高度プロフェッショナル制度を創設するということは、まさに高度なプロフェッショナリティーを持っている方々が、意欲や能力、そしてその創造性を十分に発揮をしていただく、そういった環境整備にもつながると考えております。
また、同一労働同一賃金の実現に向けて、正規雇用労働者と非正規雇用労働者との理由のない待遇差、まさに不合理な待遇差を埋めていくということは、人々が自分のライフステージに合わせて多様な働き方を自由に選択できるようにしつつ、自分の能力を評価されているという、そうした納得感、また、働くモチベーションを高めていくことになり、ひいては労働生産性の向上などにも資するものと考えているところであります。
こうした一連の改革を通じて、働く方の健康の確保は、これは大前提としつつ、ワーク・ライフ・バランスを改善し、子育て、介護など、さまざまな事情を抱えている方々が意欲を持ってその思いが実現できる、こういった社会をしっかりと実現していきたいと考えております。