麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 これは、古本先生、なかなか、時代とともにまたその意見も変わってるんだと思うんですね。
私のところは結構金持ちのうちでしたけれども、ランドセルは俺だけだったよ、革のランドセルじゃなかったな。全校で、学校に入ったときに制服を着ていたのが三分の二いないと思うな。半分ちょっとだったですよ。学習院に行ったんですけれども、革の靴を履いているやつは一人、革のランドセルを背負っていたのは、赤間文三という大阪府知事の娘一人でしたね。えらいうらやましかった記憶がありますよ。ズックのかばんというのが全員、しかし、初等科の六年生を出るときにズックのかばんのままだったのは俺だけでしたね。
それは、時代というのは猛烈な勢いであのときは変わっていったんだと思うんです。そのときは、子供に金がかかるからといって子供を産まないという人がいたかといえば、とんでもないんで、俺のところは六人兄弟ですからね。
だから、そういった意味では、子供に金がかかるというのは、だんだんだんだん下に行けば行くほどお下がりなんかになっていましたから、ランドセルなんてずっと三代目まで、俺の三番目の弟まで同じのを使っていましたけれども、そういった時代と大分違ってきていますので、子供の世代に金がかかるというのに、塾にやったりなんだりするというので、あっちのやつは塾に行って俺は塾に行けないとか、あっちのやつは弁当でうちは弁当がない、いろいろな話が、格差が出てくるという話なので。
金がかかるというので、この間どこか、泰明小学校の制服の話もありましたが、制服というのは、もともと金をかけないためにつくられたものが制服でしょうが、それがいつの間に金がかかるのが制服になっちゃったりしていますから、何か随分話が違っていますので、私らみたいにもう八十近くなってくるととても感性がついていかねえなと思いながら泰明小学校の話を聞いたんですけれども。
いずれにしても、今言われたように、金がかかるから子供を産まないというようなことではいかがなものかという話から、今回の子供のいわゆる前倒しとか、いわゆる学費の免除とか、いろいろな話が出てきているんだと。
私は、そういったようなことが影響するというのであれば、これは、少子高齢化というのは長期的には日本にとって最大の課題ですから、そういったものの対応をするためには、今御指摘のありましたところももちろん含めまして、いろいろなところを更に検討して少子高齢化に対応するという施策は真剣に考えにゃいかぬところだと思っております。