海江田万里の発言 (財務金融委員会)

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○海江田委員 上げて上げてとおっしゃいますけれども、先ほど来お話をしているように、緊急避難的にやはり下げたんですよね。それが常態に戻ってきた。あるいは、その中には、実は日銀のETFによる買い支えでありますとか、あるいは年金の資金による買い支えだとか、こういう市場をゆがめるようなものもあるわけでありますけれども、やはり本則は二〇%であったということ、これは忘れてはいけないことだと思います。
 それから、市場に対する配慮というのも、実は私どもも一番気にしていたのが、一〇パーから二〇%に戻したときに市場がどうなるのかということに注目をしておりましたけれども、ただ、市場はそれほど大きな影響を受けなかったということがデータ的にはっきりしておりますから、ぜひこれは来年度の予算で、野党の意見もよく聞いていただいて、そして本委員会での議論もよく踏まえていただいた方向で改正をしていただきたいと思います。
 それからもう一つ、これは先ほど安倍総理からもお話がございましたけれども、給与所得控除の問題でありますね。給与所得控除につきましては、今回、年収八百五十万円のサラリーマンから、これまでの階段が緩やかになっていったということが大きな一つの柱になっているわけですね。
 私は、よもや総理も、八百五十万の方たちがいわゆる高所得者だとは考えていないと思うんですね。特に都市部におきましては、八百五十万円というのはいわゆる中間層でありますよ。この中間層の旺盛な消費意欲、こういうものに水を差すことになりはしないだろうかということで、やはりこれはかなり当委員会の中で議論がありました。ですから、残念なことでありますけれども、給与所得控除、確かに天井はつくりました。
 天井はつくりましたけれども、これは従来からあった話でありまして、今度新たに設けた、八百五十万円以上の人たちの給与所得控除の額を減らすということ、このことは、格差是正どころか、むしろ、やはり一番の中堅層から負担を多くして、そしてこの人たちの消費の意欲をそぐことになる、こう思っておりますので、その点についてはいかがでしょうか。これはぜひ総理に。

発言情報

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発言者: 海江田万里

speaker_id: 10431

日付: 2018-02-28

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会