三浦靖の発言 (総務委員会)
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○三浦委員 自由民主党の三浦靖です。
平成三十年度のNHK予算に関する質疑という大変貴重な機会を頂戴いたしまして、感謝申し上げる次第でございます。
私は、昨年十月の衆議院総選挙で初当選し、きょうが初質問ということで大変緊張しておりますが、地方議員出身者としての矜持を胸にしっかりと質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
先ほど、地方議員出身と申し上げましたが、昨年十月の選挙公示まで私の前職は、生まれ育ったふるさとの島根県大田市で市議会議員を三期務めておりました。
大田市は、島根県の中央部に位置し、北は日本海に面した白砂青松の美しい海岸線、南は中国山地を背に国立公園三瓶山、さらに世界遺産石見銀山を有する緑豊かな自然に恵まれたゆえに、地域のほとんどが中山間地というところが私のふるさとでございます。
中山間地域のため、以前は、地域の多くが難視聴地域であり、アナログ放送の時代には、放送受信のため集落ごとに共聴アンテナの組合を組織して、やっとテレビを見ることができたものです。
二〇〇三年から三大都市圏を中心に先駆けて地上デジタル放送が始まり、エリアが拡大するにつれ、大田市でも、集落の多くが地デジに移行する必要性、受信アンテナの改修が必要不可欠となりました。それを契機に、自治体と地元有志が一念発起いたしまして、二〇〇九年にケーブルテレビ会社を設立し、それを受皿として中山間地域、難視聴地域でも受信できるように環境整備を進めたところでございます。
今では、世帯加入率も七割を超え、島根県内にある他のケーブルテレビ会社では加入率が九割に及ぶようなところもございますけれども、ケーブルテレビ網が発達した地方では、特に中山間地域を多く抱えた地域では、総じて加入率も高いのではないでしょうか。
私は、公共放送を運営されるNHKが、こうした地域に根差したケーブルテレビ網をもっと活用すべきではないかと考えるところでございます。
NHKは、四十七都道府県全てに地域放送局があり、一方、ケーブルテレビは、それより更に細かいエリアでサービスを提供されております。ケーブルテレビにはこうした地域密着の情報があり、それをNHKで活用していただきたい。逆に、NHKからはもっと大きく専門的な視点で捉えた情報をフィードバックしていただき、ケーブルテレビで活用することを積極的に進めていただきたいと思います。
特に、NHKの使命である災害報道、災害情報に関しては、相互連携が欠かせないものであり、NHKとケーブルテレビは共存共栄、ウイン・ウインの関係であるべきではないかと考えておりますけれども、NHKは公共放送として、ケーブルテレビとの協力関係についてどのような基本的な方針で臨んでいらっしゃるのか、お答えいただきたいと思います。