本村伸子の発言 (総務委員会)

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○本村委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一二年度、二〇一三年度NHK決算に対する討論を行います。
 NHK決算に当たっては、当該年度の予算内容の執行状況とともに、視聴者・国民の皆様の信頼に支えられる公共放送としてのNHKの経営姿勢が、放送法にのっとり、国家権力からの独立、表現の自由の確保という基本姿勢を貫くものであるかどうかが問われます。
 二〇一三年度NHK予算について、日本共産党は、受信料値下げの通年化による減収を見込む一方で、営業活動の強化による収支差金ゼロを目指すものであり、公共放送の機能強化や国民負担の軽減につながることを考慮して、その承認に賛成しました。
 しかし、年度途中に会長に就任した籾井勝人氏は、政府が右と言うものを左とは言えないなどと発言し、NHKに対する国民の皆様の信頼を深く傷つけ続けてきました。国民の皆様の信頼が一気に傷つけられる事態となったことを看過することはできません。
 二〇一三年十月には、内部通報により、放送技術研究所の元主任研究員が音響機器会社に架空工事を発注し、物品を受領し、逮捕、起訴された事案が発覚しました。また、NHK出版の編集長が架空の校正業務を発注して金品を受領していたこと、さらに、NHKビジネスクリエイトの営業部長による売上げ水増し計上事案が明らかになりました。
 こうした不祥事、不正経理事件についても、その原因を究明し、視聴者・国民の皆様に対する説明責任を果たし、解決への具体策を明らかにする責任が果たされているとは言えません。
 以上の点から、二〇一二年度決算については賛成、二〇一三年度決算については反対といたします。
 二〇一三年七月、NHK記者だった佐戸未和さんが過労死されました。NHKには、二度とこうした悲惨な事件を起こさないよう、長時間過密労働の抜本的な是正を求めます。
 加えて、第百八十六臨時国会以降、NHK決算の審議が行われてこなかったことは重大です。
 国民の皆様からの受信料に支えられているNHKの決算であり、適宜、十分な国会審議をすることが本来の姿であることを申し述べ、討論といたします。

発言情報

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発言者: 本村伸子

speaker_id: 33778

日付: 2018-06-12

院: 衆議院

会議名: 総務委員会