佐藤英道の発言 (農林水産委員会)
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○佐藤(英)委員 よろしくお願いをしたいと思います。
さて、平昌オリンピック・パラリンピックが大成功のうちに幕を閉じました。そうした中、特に初めてメダルを獲得したカーリング競技は、感動とともに、結果的に我が国農政にまで一石を投じることとなりました。
先日の委員会でも取り上げられておりましたけれども、選手の皆さんが栄養補給に選んだフルーツの中のイチゴが、我が国の原産品種の流出によって供給されていると報じられておりました。この流出を食いとめられなかったことによる我が国の逸失利益は五年で最大二百二十億円に上るとして、我が国の農業の国外対策の強化の必要性が指摘をされているところでございます。
今後、中小規模の農家がみずから開発した新品種において、他国でも品種登録や権利侵害対応をぜひ進めていかなければならないと考えているところでございます。
農林水産省では、植物品種等海外流出防止総合対策事業を実施しております。出願経費の二分の一、侵害対応経費の三分の二を支援し、育成者の権利保護を進め輸出につなげるという制度でありますけれども、年間約千件にも及ぶ品種登録があり、相手国一国ごとに百万円以上の費用が必要となる場合があると考えますと、限りある予算を効率的に活用するために、やはりぜひ国全体としての海外市場向けの輸出戦略を更に深掘りして、品種のレベルにおいても練り上げる必要があるのではないかと考えているところでございます。
御見解をいただきたいと思います。