佐藤英道の発言 (農林水産委員会)
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○佐藤(英)委員 おはようございます。公明党の佐藤英道でございます。
初めに、農作物、畜産物と物流輸送についてお伺いをさせていただきたいと思います。
私の地元北海道は、全国の食を支える農畜の一大生産地でもございます。実際、北海道で生産される農作物、畜産物全体の七割が、本州はもとより全国各地、九州にまでも輸送をされているところでございます。その量は、実に一日当たり約一万トンでございます。
北海道が食料基地として全国の食、命ともいうべきでありますけれども、命をつないでいるとすれば、物流網は命綱であるとも私は思っております。この命綱が切れてしまうと、本州以南については北海道からの食料が途切れることになりますが、北海道にとっても消費地そのものを失い、生産することができなくなってしまうわけであります。
北海道は、四方を海に囲まれて、本州と陸続きとなっていないために、農畜産物は主に海上輸送、鉄道の輸送を利用することになっているわけであります。そうした中、北海道は、鉄道の維持が大変困難な状況にあり、鉄道輸送が危機的な状況にあります。
鉄道輸送のメリットは、まず、五トン単位でも小口輸送が可能であること、また、全国の貨物駅が利用できるため、トラック輸送のコストと労力が大幅に軽減できる点、さらに、全国の鉄道網を活用して九州など遠隔地への物流コストの低減も実現できるのではないかと思います。
先日、JA北海道グループの皆さんが、農畜産物の鉄道貨物輸送力の確保を求めまして、石井国土交通大臣に面会をいたしました。私も同席させていただきましたが、農業にとっての物流の重要性について改めて深く実感をいたしたところでございます。
現在進められている日本産品の競争力の向上については、生産と同じく物流においても、いかに効率的なコストを実現するかは重要な観点であると思っております。この農作物と物流輸送という問題について、大臣のお考えをお聞かせいただければと思います。