農林水産委員会
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会
会議録情報#0
平成三十年五月十日(木曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 伊東 良孝君
理事 伊藤信太郎君 理事 小島 敏文君
理事 坂本 哲志君 理事 鈴木 憲和君
理事 福山 守君 理事 佐々木隆博君
理事 緑川 貴士君 理事 佐藤 英道君
池田 道孝君 泉田 裕彦君
上杉謙太郎君 上野 宏史君
加藤 寛治君 勝俣 孝明君
金子 俊平君 神田 憲次君
木村 次郎君 高村 正大君
佐藤 明男君 斎藤 洋明君
杉田 水脈君 高木 啓君
西田 昭二君 野中 厚君
百武 公親君 藤井比早之君
藤原 崇君 古川 康君
古田 圭一君 細田 健一君
本田 太郎君 三谷 英弘君
宮路 拓馬君 山本 拓君
石川 香織君 大河原雅子君
神谷 裕君 亀井亜紀子君
初鹿 明博君 青山 大人君
後藤 祐一君 関 健一郎君
江田 康幸君 大串 博志君
金子 恵美君 田村 貴昭君
串田 誠一君
…………………………………
農林水産大臣 齋藤 健君
内閣府副大臣 あかま二郎君
内閣府副大臣 越智 隆雄君
総務副大臣 奥野 信亮君
法務副大臣 葉梨 康弘君
農林水産副大臣 礒崎 陽輔君
内閣府大臣政務官 山下 雄平君
農林水産大臣政務官 野中 厚君
政府参考人
(内閣官房TPP等政府対策本部政策調整統括官) 澁谷 和久君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 伊丹 潔君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官) 宇都宮 啓君
政府参考人
(農林水産省大臣官房長) 水田 正和君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 天羽 隆君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 横山 紳君
政府参考人
(農林水産省大臣官房危機管理・政策立案総括審議官) 塩川 白良君
政府参考人
(農林水産省食料産業局長) 井上 宏司君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 枝元 真徹君
政府参考人
(農林水産省経営局長) 大澤 誠君
政府参考人
(農林水産省農村振興局長) 荒川 隆君
政府参考人
(農林水産省政策統括官) 柄澤 彰君
政府参考人
(林野庁長官) 沖 修司君
政府参考人
(水産庁長官) 長谷 成人君
政府参考人
(環境省大臣官房政策立案総括審議官) 米谷 仁君
政府参考人
(環境省大臣官房審議官) 江口 博行君
農林水産委員会専門員 室井 純子君
—————————————
委員の異動
五月十日
辞任 補欠選任
稲田 朋美君 古田 圭一君
金子 俊平君 百武 公親君
岸 信夫君 本田 太郎君
小寺 裕雄君 高木 啓君
藤井比早之君 三谷 英弘君
大河原雅子君 初鹿 明博君
森 夏枝君 串田 誠一君
同日
辞任 補欠選任
高木 啓君 小寺 裕雄君
百武 公親君 佐藤 明男君
古田 圭一君 杉田 水脈君
本田 太郎君 上野 宏史君
三谷 英弘君 勝俣 孝明君
初鹿 明博君 大河原雅子君
串田 誠一君 森 夏枝君
同日
辞任 補欠選任
上野 宏史君 岸 信夫君
勝俣 孝明君 藤井比早之君
佐藤 明男君 高村 正大君
杉田 水脈君 稲田 朋美君
同日
辞任 補欠選任
高村 正大君 金子 俊平君
—————————————
五月十日
卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案(内閣提出第四〇号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
土地改良法の一部を改正する法律案(内閣提出第四九号)
農林水産関係の基本施策に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 伊東 良孝君
理事 伊藤信太郎君 理事 小島 敏文君
理事 坂本 哲志君 理事 鈴木 憲和君
理事 福山 守君 理事 佐々木隆博君
理事 緑川 貴士君 理事 佐藤 英道君
池田 道孝君 泉田 裕彦君
上杉謙太郎君 上野 宏史君
加藤 寛治君 勝俣 孝明君
金子 俊平君 神田 憲次君
木村 次郎君 高村 正大君
佐藤 明男君 斎藤 洋明君
杉田 水脈君 高木 啓君
西田 昭二君 野中 厚君
百武 公親君 藤井比早之君
藤原 崇君 古川 康君
古田 圭一君 細田 健一君
本田 太郎君 三谷 英弘君
宮路 拓馬君 山本 拓君
石川 香織君 大河原雅子君
神谷 裕君 亀井亜紀子君
初鹿 明博君 青山 大人君
後藤 祐一君 関 健一郎君
江田 康幸君 大串 博志君
金子 恵美君 田村 貴昭君
串田 誠一君
…………………………………
農林水産大臣 齋藤 健君
内閣府副大臣 あかま二郎君
内閣府副大臣 越智 隆雄君
総務副大臣 奥野 信亮君
法務副大臣 葉梨 康弘君
農林水産副大臣 礒崎 陽輔君
内閣府大臣政務官 山下 雄平君
農林水産大臣政務官 野中 厚君
政府参考人
(内閣官房TPP等政府対策本部政策調整統括官) 澁谷 和久君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 伊丹 潔君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官) 宇都宮 啓君
政府参考人
(農林水産省大臣官房長) 水田 正和君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 天羽 隆君
政府参考人
(農林水産省大臣官房総括審議官) 横山 紳君
政府参考人
(農林水産省大臣官房危機管理・政策立案総括審議官) 塩川 白良君
政府参考人
(農林水産省食料産業局長) 井上 宏司君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 枝元 真徹君
政府参考人
(農林水産省経営局長) 大澤 誠君
政府参考人
(農林水産省農村振興局長) 荒川 隆君
政府参考人
(農林水産省政策統括官) 柄澤 彰君
政府参考人
(林野庁長官) 沖 修司君
政府参考人
(水産庁長官) 長谷 成人君
政府参考人
(環境省大臣官房政策立案総括審議官) 米谷 仁君
政府参考人
(環境省大臣官房審議官) 江口 博行君
農林水産委員会専門員 室井 純子君
—————————————
委員の異動
五月十日
辞任 補欠選任
稲田 朋美君 古田 圭一君
金子 俊平君 百武 公親君
岸 信夫君 本田 太郎君
小寺 裕雄君 高木 啓君
藤井比早之君 三谷 英弘君
大河原雅子君 初鹿 明博君
森 夏枝君 串田 誠一君
同日
辞任 補欠選任
高木 啓君 小寺 裕雄君
百武 公親君 佐藤 明男君
古田 圭一君 杉田 水脈君
本田 太郎君 上野 宏史君
三谷 英弘君 勝俣 孝明君
初鹿 明博君 大河原雅子君
串田 誠一君 森 夏枝君
同日
辞任 補欠選任
上野 宏史君 岸 信夫君
勝俣 孝明君 藤井比早之君
佐藤 明男君 高村 正大君
杉田 水脈君 稲田 朋美君
同日
辞任 補欠選任
高村 正大君 金子 俊平君
—————————————
五月十日
卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案(内閣提出第四〇号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
土地改良法の一部を改正する法律案(内閣提出第四九号)
農林水産関係の基本施策に関する件
————◇—————
伊
伊東良孝#1
○伊東委員長 これより会議を開きます。
農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長水田正和君、大臣官房総括審議官天羽隆君、大臣官房総括審議官横山紳君、大臣官房危機管理・政策立案総括審議官塩川白良君、食料産業局長井上宏司君、生産局長枝元真徹君、経営局長大澤誠君、農村振興局長荒川隆君、政策統括官柄澤彰君、林野庁長官沖修司君、水産庁長官長谷成人君、内閣官房TPP等政府対策本部政策調整統括官澁谷和久君、内閣府大臣官房審議官伊丹潔君、厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官宇都宮啓君、環境省大臣官房政策立案総括審議官米谷仁君及び大臣官房審議官江口博行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房長水田正和君、大臣官房総括審議官天羽隆君、大臣官房総括審議官横山紳君、大臣官房危機管理・政策立案総括審議官塩川白良君、食料産業局長井上宏司君、生産局長枝元真徹君、経営局長大澤誠君、農村振興局長荒川隆君、政策統括官柄澤彰君、林野庁長官沖修司君、水産庁長官長谷成人君、内閣官房TPP等政府対策本部政策調整統括官澁谷和久君、内閣府大臣官房審議官伊丹潔君、厚生労働省大臣官房生活衛生・食品安全審議官宇都宮啓君、環境省大臣官房政策立案総括審議官米谷仁君及び大臣官房審議官江口博行君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
伊
伊
宮
宮路拓馬#4
○宮路委員 おはようございます。そして、温かい拍手、ありがとうございます。自由民主党の宮路拓馬でございます。
本日は、霧島連山・硫黄山における噴火災害、それに伴う農林水産業への影響及びその対策について主に質問をさせていただきたいと思っております。
まず、冒頭、硫黄山の噴火が起きたわけであります。二百五十年ぶり、四月十九日から始まりまして、ゴールデンウイークを挟んで、いまだに活動が継続しているという状況でありますが、噴火の農業への影響についてどうなっているのか、まず現状をお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →本日は、霧島連山・硫黄山における噴火災害、それに伴う農林水産業への影響及びその対策について主に質問をさせていただきたいと思っております。
まず、冒頭、硫黄山の噴火が起きたわけであります。二百五十年ぶり、四月十九日から始まりまして、ゴールデンウイークを挟んで、いまだに活動が継続しているという状況でありますが、噴火の農業への影響についてどうなっているのか、まず現状をお伺いしたいと思います。
塩
塩川白良#5
○塩川政府参考人 お答え申し上げます。
硫黄山では先月十九日に噴火が発生いたしまして、宮崎県及び国交省の川内川河川事務所では、長江川及び川内川の水質検査において砒素などの項目で環境基準を超過したことを公表しております。
また、宮崎県えびの市では、赤子川、長江川及び長江川合流地点より下流の川内川を水源とする河川から取水を行わない方針であること、鹿児島県の伊佐市及び湧水町では、川内川から取水をしないこと、それから同河川から取水する水田において水稲作付を行わないという方針であることをお聞きしておるところでございます。
農林水産省としては、今後も、噴火及び関係自治体の動向を注視しながら、農業者の皆様が営農を継続するために、どのような対応が可能か早急に検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
この発言だけを見る →硫黄山では先月十九日に噴火が発生いたしまして、宮崎県及び国交省の川内川河川事務所では、長江川及び川内川の水質検査において砒素などの項目で環境基準を超過したことを公表しております。
また、宮崎県えびの市では、赤子川、長江川及び長江川合流地点より下流の川内川を水源とする河川から取水を行わない方針であること、鹿児島県の伊佐市及び湧水町では、川内川から取水をしないこと、それから同河川から取水する水田において水稲作付を行わないという方針であることをお聞きしておるところでございます。
農林水産省としては、今後も、噴火及び関係自治体の動向を注視しながら、農業者の皆様が営農を継続するために、どのような対応が可能か早急に検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。
宮
宮路拓馬#6
○宮路委員 ただいま御答弁いただきましたとおり、砒素、カドミウム等の重金属が河川をある意味汚染しているというような状況でございます。
委員の皆様方にもお配りさせていただきました資料でございますが、資料一の方をごらんいただければ、白濁した温泉のような状況に河川がなっているということであります。最近の状況ではやや落ちつきを見せてきているとは聞いておりますが、依然として活動自体は続いており、今後とも、しっかりとした調査、分析をお願いしたいというふうに思っております。
そして、今御答弁いただいたとおり、それが農業にも重大な影響を及ぼしているという状況にございます。噴火の影響によって、水稲の作付が困難になっている。
特に、鹿児島は、皆さん、なかなか米はとれないんじゃないか、芋あるいは野菜、果樹が中心なんじゃないかというイメージをお持ちかもしれませんが、今回、この噴火の影響が出ている伊佐市あるいは湧水町、もちろん宮崎県も含まれるわけでありますが、特に伊佐米あるいは湧水米というのは県内でも大変なブランド米でありまして、鹿児島県の中では寒暖の差もある地域であるがゆえに、大変おいしいお米がとれる。今、頑張って米作農家の皆さん方はブランド化を図ってきたところであります。その地域において、今回大きな影響が出ているということであります。
生産者にとっては、これまでブランドを築き上げてきた方々にとっては、作付ができない、農作業ができないというのが一番大きな痛手であるわけでありまして、しかし、これは天災であり、やむを得ないという中において、別の作物、つまり代替作物を導入せざるを得ない状況になっているということであります。
この問題に対して、農林水産省として、今後どのように対応していく方針であるのか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →委員の皆様方にもお配りさせていただきました資料でございますが、資料一の方をごらんいただければ、白濁した温泉のような状況に河川がなっているということであります。最近の状況ではやや落ちつきを見せてきているとは聞いておりますが、依然として活動自体は続いており、今後とも、しっかりとした調査、分析をお願いしたいというふうに思っております。
そして、今御答弁いただいたとおり、それが農業にも重大な影響を及ぼしているという状況にございます。噴火の影響によって、水稲の作付が困難になっている。
特に、鹿児島は、皆さん、なかなか米はとれないんじゃないか、芋あるいは野菜、果樹が中心なんじゃないかというイメージをお持ちかもしれませんが、今回、この噴火の影響が出ている伊佐市あるいは湧水町、もちろん宮崎県も含まれるわけでありますが、特に伊佐米あるいは湧水米というのは県内でも大変なブランド米でありまして、鹿児島県の中では寒暖の差もある地域であるがゆえに、大変おいしいお米がとれる。今、頑張って米作農家の皆さん方はブランド化を図ってきたところであります。その地域において、今回大きな影響が出ているということであります。
生産者にとっては、これまでブランドを築き上げてきた方々にとっては、作付ができない、農作業ができないというのが一番大きな痛手であるわけでありまして、しかし、これは天災であり、やむを得ないという中において、別の作物、つまり代替作物を導入せざるを得ない状況になっているということであります。
この問題に対して、農林水産省として、今後どのように対応していく方針であるのか、お伺いしたいと思います。
齋
齋藤健#7
○齋藤国務大臣 農林水産省としましては、水稲の作付が困難な地域においては、大豆や飼料作物といった他の品目への転換を進めることによりまして、農業者の営農を継続していくことが重要であるというふうに考えています。
その際、例えば、大豆や飼料作物の作付を行った方に対しましては、水田活用の直接支払交付金が支払われることになります。また、大豆の作付を行った場合、認定農業者、集落営農及び認定新規就農者であれば、畑作物の直接支払交付金、これはゲタ対策による面積払い及び数量払いが支払われることになります。
このほか、今後、宮崎県、鹿児島県、関係市町等とも連携しながら、農業者の皆さんが営農を継続するために、どのような対応が可能か早急に検討してまいりたいと考えています。
おとといも、鹿児島県知事、宮崎県知事、大臣室にお越しいただきました。それから、きょうも、えびの、伊佐、湧水の首長さんたちが大臣室にお越しになりますので、よくお話を伺いながら、対策をきちっと講じていきたいと考えています。
この発言だけを見る →その際、例えば、大豆や飼料作物の作付を行った方に対しましては、水田活用の直接支払交付金が支払われることになります。また、大豆の作付を行った場合、認定農業者、集落営農及び認定新規就農者であれば、畑作物の直接支払交付金、これはゲタ対策による面積払い及び数量払いが支払われることになります。
このほか、今後、宮崎県、鹿児島県、関係市町等とも連携しながら、農業者の皆さんが営農を継続するために、どのような対応が可能か早急に検討してまいりたいと考えています。
おとといも、鹿児島県知事、宮崎県知事、大臣室にお越しいただきました。それから、きょうも、えびの、伊佐、湧水の首長さんたちが大臣室にお越しになりますので、よくお話を伺いながら、対策をきちっと講じていきたいと考えています。
宮
宮路拓馬#8
○宮路委員 宮崎、鹿児島両県において、一千町歩を超える面積において作付を断念せざるを得ないというような情報も聞いているところであります。代替作物への転換においては、今、大臣の方から直接支払交付金のお話がございました。ぜひその財源をしっかり確保して十分な対応をお願いしたいと思います。
代替作物、言うはやすし、行うはかたしであります。特に、そうした稲作以外の作物の生産になれていない農家の皆さん方でありますので、その点については、機械のリースをしっかり行っていただけるように、あるいはまた、その農作業になれていないわけですので、委託がしっかりできるように、これについては、熊本地震の際に当時森山農林水産大臣がしっかりとした対応を行い、代替作物への転換をしっかり行えるようにしたという実績もありますので、そうした経験も踏まえて、農水省として十分な対応をとっていただきたいというふうに思っております。
とはいえ、代替作物への転換ができればいいんですが、畑作に向かない農場もあるわけでありまして、その場合にはやはり補償というものが問題になってまいります。
今回の噴火の影響により、水稲の作付準備をしていた圃場について、代替作物への転換もできない、そういった湿田の場合ですが、移植期前に水稲の作付を断念した場合でも共済金の対象になるのか。これは農家の皆さん方は大変不安に思っているところであります。その点について、農水省の考えをお聞きしたいと思います。
この発言だけを見る →代替作物、言うはやすし、行うはかたしであります。特に、そうした稲作以外の作物の生産になれていない農家の皆さん方でありますので、その点については、機械のリースをしっかり行っていただけるように、あるいはまた、その農作業になれていないわけですので、委託がしっかりできるように、これについては、熊本地震の際に当時森山農林水産大臣がしっかりとした対応を行い、代替作物への転換をしっかり行えるようにしたという実績もありますので、そうした経験も踏まえて、農水省として十分な対応をとっていただきたいというふうに思っております。
とはいえ、代替作物への転換ができればいいんですが、畑作に向かない農場もあるわけでありまして、その場合にはやはり補償というものが問題になってまいります。
今回の噴火の影響により、水稲の作付準備をしていた圃場について、代替作物への転換もできない、そういった湿田の場合ですが、移植期前に水稲の作付を断念した場合でも共済金の対象になるのか。これは農家の皆さん方は大変不安に思っているところであります。その点について、農水省の考えをお聞きしたいと思います。
大
大澤誠#9
○大澤政府参考人 お答えいたします。
水稲の作付の準備をしていたものの、水稲共済の責任期間である移植期におきまして、噴火に伴う河川水の汚染被害が継続し、作付できなくなった場合には、共済金の支払い対象となります。
この場合、共済金は、経営コストを勘案して通常の半分を支払う仕組みとなっております。多くの方が加入している一筆方式七割補償の場合には、したがいまして、耕地ごとの平均収量の三・五割に相当する共済金が支払われることとなります。
このことについては、現在、農業者向けのチラシを作成している、準備中でございまして、農業共済団体を通じて、今週中を目途に農業者に周知してまいりたいというふうに考えてございます。
この発言だけを見る →水稲の作付の準備をしていたものの、水稲共済の責任期間である移植期におきまして、噴火に伴う河川水の汚染被害が継続し、作付できなくなった場合には、共済金の支払い対象となります。
この場合、共済金は、経営コストを勘案して通常の半分を支払う仕組みとなっております。多くの方が加入している一筆方式七割補償の場合には、したがいまして、耕地ごとの平均収量の三・五割に相当する共済金が支払われることとなります。
このことについては、現在、農業者向けのチラシを作成している、準備中でございまして、農業共済団体を通じて、今週中を目途に農業者に周知してまいりたいというふうに考えてございます。
宮
宮路拓馬#10
○宮路委員 農家の皆さん、生産者の皆さんの不安に十分に応え得るように努めていただきたいというふうに思っております。
今回の噴火、先ほど申し上げているとおり、いまだ継続している状況であります。願わくば、早急に終息をして、今回は作付を断念した皆さんについても、来年は改めて水稲の作付をして、そしてまたすばらしい米をつくっていただきたい、ブランドを守り続けていただきたいというふうに思っておりますが、こればかりは自然災害ですので、神のみぞ知る、そういった状況かと思っております。
そうした場合、来年以降も場合によっては継続して水稲に影響が出てしまうというおそれもあります。先ほど申し上げたとおり、地域によっては代替作物への転換が難しい湿田等もあります。そうしたところにおいて、今後、こうしたことが起こった場合にも対応できるように、暗渠排水等の基盤整備の取組が必要になってくるというふうに考えております。
先日の宮崎県、鹿児島県両県の知事の要望にも恐らくそうした要望も含まれていたとは思いますが、基盤整備に対して、農林水産省の基本的な考え方をお聞きしたいと思います。
この発言だけを見る →今回の噴火、先ほど申し上げているとおり、いまだ継続している状況であります。願わくば、早急に終息をして、今回は作付を断念した皆さんについても、来年は改めて水稲の作付をして、そしてまたすばらしい米をつくっていただきたい、ブランドを守り続けていただきたいというふうに思っておりますが、こればかりは自然災害ですので、神のみぞ知る、そういった状況かと思っております。
そうした場合、来年以降も場合によっては継続して水稲に影響が出てしまうというおそれもあります。先ほど申し上げたとおり、地域によっては代替作物への転換が難しい湿田等もあります。そうしたところにおいて、今後、こうしたことが起こった場合にも対応できるように、暗渠排水等の基盤整備の取組が必要になってくるというふうに考えております。
先日の宮崎県、鹿児島県両県の知事の要望にも恐らくそうした要望も含まれていたとは思いますが、基盤整備に対して、農林水産省の基本的な考え方をお聞きしたいと思います。
荒
荒川隆#11
○荒川政府参考人 お答え申し上げます。
今先生からお話ございました、水田の畑地利用に必要な暗渠排水などの基盤整備につきましては、農業競争力強化基盤整備事業、それから農地耕作条件改善事業、農業水路等長寿命化・防災減災事業などで支援をさせていただくことが可能となっております。
特に、後で申し上げました二つの事業、農地耕作条件改善事業と農業水路等長寿命化防災事業につきましては、受益面積の多寡によらず、受益者の方が二人以上お集まりいただければ実施可能であるというようなことですとか、事業実施年度に複数回の採択、予算配分を行っておるところでございますので、今年度も、これからでも補助事業の採択申請が可能であるといったようなことでございますので、現地の皆様方に対しまして、機動的な活用が行えるものと考えておるところでございます。
宮崎県、鹿児島県、関係市町の皆様方とよく連携をしながら、地域の御要望に丁寧に対応してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →今先生からお話ございました、水田の畑地利用に必要な暗渠排水などの基盤整備につきましては、農業競争力強化基盤整備事業、それから農地耕作条件改善事業、農業水路等長寿命化・防災減災事業などで支援をさせていただくことが可能となっております。
特に、後で申し上げました二つの事業、農地耕作条件改善事業と農業水路等長寿命化防災事業につきましては、受益面積の多寡によらず、受益者の方が二人以上お集まりいただければ実施可能であるというようなことですとか、事業実施年度に複数回の採択、予算配分を行っておるところでございますので、今年度も、これからでも補助事業の採択申請が可能であるといったようなことでございますので、現地の皆様方に対しまして、機動的な活用が行えるものと考えておるところでございます。
宮崎県、鹿児島県、関係市町の皆様方とよく連携をしながら、地域の御要望に丁寧に対応してまいりたいと考えております。
宮
宮路拓馬#12
○宮路委員 熊本地震の際は、農場が地震の影響で水が張れないような状況になって、その上で代替作物への転換等も図られ、結果、飼料用作物あるいは大豆と水稲のブロックローテーションのようなことができるようになった結果、生産者の実質所得維持、あるいは向上した農家もあったというふうに聞いております。災い転じて福となすではありませんが、今回の災害を機に、よりその地域、えびの市あるいは伊佐市、湧水町の農業が強化されるように、農水省としても支援をいただければというふうに思っております。
これまで農業への影響についてお伺いをしておりましたが、お配りさせていただいた資料の二枚目をごらんいただきますと、漁業にも影響が出ている状況にあるというふうに聞いております。
こうした写真を見ると衝撃が走るわけでありますが、地元の関係者からは、魚が大量に死んで大変だという話も、つい先日私の方にも電話がかかってまいりました。
漁業についてどのような影響が今出ていて、そして今後どのように対応していく方針なのか、お伺いをしたいと思います。
この発言だけを見る →これまで農業への影響についてお伺いをしておりましたが、お配りさせていただいた資料の二枚目をごらんいただきますと、漁業にも影響が出ている状況にあるというふうに聞いております。
こうした写真を見ると衝撃が走るわけでありますが、地元の関係者からは、魚が大量に死んで大変だという話も、つい先日私の方にも電話がかかってまいりました。
漁業についてどのような影響が今出ていて、そして今後どのように対応していく方針なのか、お伺いをしたいと思います。
長
長谷成人#13
○長谷政府参考人 配付していただいた写真にもあるとおりなわけでございますけれども、宮崎県及び鹿児島県によりますと、四月二十三日以降の数日間、宮崎県えびの市内の長江川において大量のコイなどの死亡が確認され、さらに、同河川が合流する鹿児島県内の川内川においても死亡したコイなどが発見されましたけれども、その後は大量死亡の報告はなく、内水面漁業への具体的な影響は現在のところは不明とのことでございます。
なお、宮崎県は、四月二十八日及び五月二日に、長江川及び川内川の水質検査の結果として砒素など六項目が環境基準を超過したことを公表するとともに、赤子川、長江川及び川内川並びにこれを源流とする水域の水を魚類養殖等に使用しないよう関係者に注意喚起したところでございます。
現在、宮崎県及び鹿児島県は、六月から始まるアユ漁などへの影響や今後の対応について、関係漁協と相談しているという状況でございます。
農林水産省としても、引き続き被害状況の把握に努めるとともに、必要な対応について両県と緊密に相談してまいりたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →なお、宮崎県は、四月二十八日及び五月二日に、長江川及び川内川の水質検査の結果として砒素など六項目が環境基準を超過したことを公表するとともに、赤子川、長江川及び川内川並びにこれを源流とする水域の水を魚類養殖等に使用しないよう関係者に注意喚起したところでございます。
現在、宮崎県及び鹿児島県は、六月から始まるアユ漁などへの影響や今後の対応について、関係漁協と相談しているという状況でございます。
農林水産省としても、引き続き被害状況の把握に努めるとともに、必要な対応について両県と緊密に相談してまいりたいというふうに思っております。
宮
宮路拓馬#14
○宮路委員 ただいま御答弁いただきましたとおり、六月からはアユの時期に入ります。川内川、大変、災害もこれまで発生してきましたが、地域に恵みをもたらす母なる川であります。その川において、漁業、これまで内水面漁業にかかわる方々が営々と築かれてきたものでもあります。
先ほど申し上げたとおり、生産者の皆さん方が築いてこられたブランド米、あるいは漁業、そうしたものが今回の災害で大変大きく傷つくのではないかということが懸念されております。
特に、やはり砒素等と聞くと風評被害が大変懸念されるところでありますので、しっかりとした調査を継続していただき、消費者の皆さん方に、伊佐米は、湧水米は、あるいは川内川のアユは、魚類は大丈夫なんだということをしっかりと伝えていただくこともまたこれは大事なことだと思っておりますので、農林水産省、ひいては政府を挙げて対応にしっかりと取り組んでいただきたいというふうに考えております。
続きまして、ちょっと話題はかわりますが、御案内のとおり、先日も、元赤坂の迎賓館におきまして日中韓の首脳会談が開催されたところであります。
これまでの質問と打って変わって、これはうれしいニュースでありましたが、けさの報道によりますと、どうも中国との間で、食品規制に関して、あるいは輸出規制に関して大きな進展があった、あるいは今後ありそうだという報道がございました。
中国向けに精米を輸出できる精米工場等の追加、薫蒸施設も含まれますが、そしてまた、中国による放射性物質に係る農林水産物等の輸入規制に関する協議の場の設置がなされたというような報道でございました。
これが事実とすれば、本当に、日本の輸出一兆円を目指す中で、大変大きな弾みがつく話だと考えておりますが、大臣としてどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。
この発言だけを見る →先ほど申し上げたとおり、生産者の皆さん方が築いてこられたブランド米、あるいは漁業、そうしたものが今回の災害で大変大きく傷つくのではないかということが懸念されております。
特に、やはり砒素等と聞くと風評被害が大変懸念されるところでありますので、しっかりとした調査を継続していただき、消費者の皆さん方に、伊佐米は、湧水米は、あるいは川内川のアユは、魚類は大丈夫なんだということをしっかりと伝えていただくこともまたこれは大事なことだと思っておりますので、農林水産省、ひいては政府を挙げて対応にしっかりと取り組んでいただきたいというふうに考えております。
続きまして、ちょっと話題はかわりますが、御案内のとおり、先日も、元赤坂の迎賓館におきまして日中韓の首脳会談が開催されたところであります。
これまでの質問と打って変わって、これはうれしいニュースでありましたが、けさの報道によりますと、どうも中国との間で、食品規制に関して、あるいは輸出規制に関して大きな進展があった、あるいは今後ありそうだという報道がございました。
中国向けに精米を輸出できる精米工場等の追加、薫蒸施設も含まれますが、そしてまた、中国による放射性物質に係る農林水産物等の輸入規制に関する協議の場の設置がなされたというような報道でございました。
これが事実とすれば、本当に、日本の輸出一兆円を目指す中で、大変大きな弾みがつく話だと考えておりますが、大臣としてどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。
齋
齋藤健#15
○齋藤国務大臣 昨日の日中首脳会談の機会に、中国向け日本産精米を輸出できる精米工場及び薫蒸倉庫の追加、それから、日本産農産物、食品の中国向け輸出に係る放射性物質問題対応のための共同専門家グループの設立、この両件につきまして中国側と合意に至りまして、私と程永華駐日特命全権中国大使との間で二つの覚書に署名をしたところであります。
まず、精米輸出につきましては、精米工場二施設及び薫蒸倉庫五施設の追加などが合意をされ、その結果、既存施設を含めますと、精米工場で三施設及び薫蒸倉庫で七施設を使用して輸出が可能となります。これによりまして、中国向けの輸出ルートや流通ルートの複線化が進みますので、中国国内の需要により柔軟に対応できるようになる、このことは大変喜ばしいことと考えています。
今後とも、輸出量の拡大に向けて、昨年九月に立ち上げたコメ海外市場拡大戦略プロジェクトの取組をしっかり進めてまいりたいと考えています。
また、もう一つの日本産食品等に対する放射性物質に係る輸入規制につきましては、共同専門家グループを立ち上げて、当該輸入規制の撤廃、緩和という重要な課題の解決に向けた具体的な議論がスタートする、このようになりました。
今回の合意を追い風といたしまして、日本産精米の中国向け輸出の拡大や日本産食品等に対する輸入規制の撤廃、緩和に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えています。
この発言だけを見る →まず、精米輸出につきましては、精米工場二施設及び薫蒸倉庫五施設の追加などが合意をされ、その結果、既存施設を含めますと、精米工場で三施設及び薫蒸倉庫で七施設を使用して輸出が可能となります。これによりまして、中国向けの輸出ルートや流通ルートの複線化が進みますので、中国国内の需要により柔軟に対応できるようになる、このことは大変喜ばしいことと考えています。
今後とも、輸出量の拡大に向けて、昨年九月に立ち上げたコメ海外市場拡大戦略プロジェクトの取組をしっかり進めてまいりたいと考えています。
また、もう一つの日本産食品等に対する放射性物質に係る輸入規制につきましては、共同専門家グループを立ち上げて、当該輸入規制の撤廃、緩和という重要な課題の解決に向けた具体的な議論がスタートする、このようになりました。
今回の合意を追い風といたしまして、日本産精米の中国向け輸出の拡大や日本産食品等に対する輸入規制の撤廃、緩和に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えています。
宮
宮路拓馬#16
○宮路委員 特に福島の生産者の皆さんにとっては、非常に勇気づけられるニュースだと思っております。いまだ全ての産品について、実質的に輸出が中国にかなわないような状況がある中で、やはり大市場中国に輸出の糸口ができた、あるいは先行きが明るくなってきたというのは、本当に勇気づけられることだと思っております。
ぜひ、特に大臣は、先ほど御紹介いただいた米の海外市場拡大のプロジェクト、これもまさに齋藤プロジェクトだというふうに私も理解しております。今回の件を契機に、更に飛躍的に中国の市場が開放され、それが国内の生産者にとって希望となるような道筋をつけていただきたい。それを最後に要望いたしまして、私の質問とさせていただきます。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →ぜひ、特に大臣は、先ほど御紹介いただいた米の海外市場拡大のプロジェクト、これもまさに齋藤プロジェクトだというふうに私も理解しております。今回の件を契機に、更に飛躍的に中国の市場が開放され、それが国内の生産者にとって希望となるような道筋をつけていただきたい。それを最後に要望いたしまして、私の質問とさせていただきます。
ありがとうございました。
伊
佐
佐藤英道#18
○佐藤(英)委員 おはようございます。公明党の佐藤英道でございます。
初めに、農作物、畜産物と物流輸送についてお伺いをさせていただきたいと思います。
私の地元北海道は、全国の食を支える農畜の一大生産地でもございます。実際、北海道で生産される農作物、畜産物全体の七割が、本州はもとより全国各地、九州にまでも輸送をされているところでございます。その量は、実に一日当たり約一万トンでございます。
北海道が食料基地として全国の食、命ともいうべきでありますけれども、命をつないでいるとすれば、物流網は命綱であるとも私は思っております。この命綱が切れてしまうと、本州以南については北海道からの食料が途切れることになりますが、北海道にとっても消費地そのものを失い、生産することができなくなってしまうわけであります。
北海道は、四方を海に囲まれて、本州と陸続きとなっていないために、農畜産物は主に海上輸送、鉄道の輸送を利用することになっているわけであります。そうした中、北海道は、鉄道の維持が大変困難な状況にあり、鉄道輸送が危機的な状況にあります。
鉄道輸送のメリットは、まず、五トン単位でも小口輸送が可能であること、また、全国の貨物駅が利用できるため、トラック輸送のコストと労力が大幅に軽減できる点、さらに、全国の鉄道網を活用して九州など遠隔地への物流コストの低減も実現できるのではないかと思います。
先日、JA北海道グループの皆さんが、農畜産物の鉄道貨物輸送力の確保を求めまして、石井国土交通大臣に面会をいたしました。私も同席させていただきましたが、農業にとっての物流の重要性について改めて深く実感をいたしたところでございます。
現在進められている日本産品の競争力の向上については、生産と同じく物流においても、いかに効率的なコストを実現するかは重要な観点であると思っております。この農作物と物流輸送という問題について、大臣のお考えをお聞かせいただければと思います。
この発言だけを見る →初めに、農作物、畜産物と物流輸送についてお伺いをさせていただきたいと思います。
私の地元北海道は、全国の食を支える農畜の一大生産地でもございます。実際、北海道で生産される農作物、畜産物全体の七割が、本州はもとより全国各地、九州にまでも輸送をされているところでございます。その量は、実に一日当たり約一万トンでございます。
北海道が食料基地として全国の食、命ともいうべきでありますけれども、命をつないでいるとすれば、物流網は命綱であるとも私は思っております。この命綱が切れてしまうと、本州以南については北海道からの食料が途切れることになりますが、北海道にとっても消費地そのものを失い、生産することができなくなってしまうわけであります。
北海道は、四方を海に囲まれて、本州と陸続きとなっていないために、農畜産物は主に海上輸送、鉄道の輸送を利用することになっているわけであります。そうした中、北海道は、鉄道の維持が大変困難な状況にあり、鉄道輸送が危機的な状況にあります。
鉄道輸送のメリットは、まず、五トン単位でも小口輸送が可能であること、また、全国の貨物駅が利用できるため、トラック輸送のコストと労力が大幅に軽減できる点、さらに、全国の鉄道網を活用して九州など遠隔地への物流コストの低減も実現できるのではないかと思います。
先日、JA北海道グループの皆さんが、農畜産物の鉄道貨物輸送力の確保を求めまして、石井国土交通大臣に面会をいたしました。私も同席させていただきましたが、農業にとっての物流の重要性について改めて深く実感をいたしたところでございます。
現在進められている日本産品の競争力の向上については、生産と同じく物流においても、いかに効率的なコストを実現するかは重要な観点であると思っております。この農作物と物流輸送という問題について、大臣のお考えをお聞かせいただければと思います。
齋
齋藤健#19
○齋藤国務大臣 現在、人手不足などの理由でトラック輸送コストが上昇している中で、農産物の安定的な輸送を確保するためには、鉄道や船舶への切りかえも含めた物流の効率化に積極的に取り組むことが必要な現状であろうと考えています。特に、北海道のように広大な生産地の農産物を遠く、遠くは九州まで効率的に輸送するためには、鉄道輸送の役割は非常に大きいものがあると考えています。
農林水産省におきましては、国土交通省、経済産業省のほか、全農、全日本トラック協会、日本物流団体連合会等と協力をしまして、鉄道や船舶での輸送を含めて効率的な物流対策の検討、実施に取り組んでおりまして、今後とも、国土交通省等と十分に連携をいたしまして、遠隔地への効率的な物流の実現に取り組んでまいりたいと考えています。
この発言だけを見る →農林水産省におきましては、国土交通省、経済産業省のほか、全農、全日本トラック協会、日本物流団体連合会等と協力をしまして、鉄道や船舶での輸送を含めて効率的な物流対策の検討、実施に取り組んでおりまして、今後とも、国土交通省等と十分に連携をいたしまして、遠隔地への効率的な物流の実現に取り組んでまいりたいと考えています。
佐
佐藤英道#20
○佐藤(英)委員 ぜひ、御答弁のとおり、農林水産省としても推進のほどよろしくお願いをしたいと思います。
次に、先ほど宮路委員もテーマとされました、昨日の日中韓三カ国の首脳会談についてお伺いをさせていただきたいと思います。
確かに、この隣り合う三カ国は、歴史的にも地理的にも、また文化的にも深い結びつきを持っております。互いに協力し合い、北東アジアの安全保障を安定させ、世界の成長と安定に寄与していかなければならない存在であるとも考えます。
この首脳会談は、開催前から、その中身についてはさまざまな期待と話題を提供してきたわけでありますけれども、北朝鮮の非核化問題は無論として、それと並んで、三カ国が未来に向けてどのような経済協力を構築していけるのか、また、それを示す何らかの新たな構想が提示されるかという点などについても、連日報道されてきたところであります。
今後、三カ国の緊密な連携の重要性はますます増していくものと考えられますが、忘れてはならない課題があるのも事実であります。以前にも質問させていただいた、日本産の農林水産物に対する不当な輸入規制の問題であります。
この点について、今回、我が国から中国や韓国に対して新たなアプローチはされたのか、あるいは、中国や韓国側から何らかの発言があったのか、また、今後のアプローチについて伺いたいと思います。
さらに、三カ国による日中韓自由貿易協定、いわゆるFTA、並びに東アジア地域包括的経済連携、RCEPについて交渉加速化が確認されたとも承知をしているところでありますけれども、農林水産大臣としては、今回のこうした動きについてどのように受けとめられているのか、お聞かせいただければと思います。
この発言だけを見る →次に、先ほど宮路委員もテーマとされました、昨日の日中韓三カ国の首脳会談についてお伺いをさせていただきたいと思います。
確かに、この隣り合う三カ国は、歴史的にも地理的にも、また文化的にも深い結びつきを持っております。互いに協力し合い、北東アジアの安全保障を安定させ、世界の成長と安定に寄与していかなければならない存在であるとも考えます。
この首脳会談は、開催前から、その中身についてはさまざまな期待と話題を提供してきたわけでありますけれども、北朝鮮の非核化問題は無論として、それと並んで、三カ国が未来に向けてどのような経済協力を構築していけるのか、また、それを示す何らかの新たな構想が提示されるかという点などについても、連日報道されてきたところであります。
今後、三カ国の緊密な連携の重要性はますます増していくものと考えられますが、忘れてはならない課題があるのも事実であります。以前にも質問させていただいた、日本産の農林水産物に対する不当な輸入規制の問題であります。
この点について、今回、我が国から中国や韓国に対して新たなアプローチはされたのか、あるいは、中国や韓国側から何らかの発言があったのか、また、今後のアプローチについて伺いたいと思います。
さらに、三カ国による日中韓自由貿易協定、いわゆるFTA、並びに東アジア地域包括的経済連携、RCEPについて交渉加速化が確認されたとも承知をしているところでありますけれども、農林水産大臣としては、今回のこうした動きについてどのように受けとめられているのか、お聞かせいただければと思います。
齋
齋藤健#21
○齋藤国務大臣 日本産農林水産物に対する輸入規制につきましては、日中韓三カ国の首脳間でどんな具体的なやりとりがなされたかということにつきましては私から申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、ただ、中国に関しましては、昨日、私と程永華駐日特命全権中国大使との間で、中国による放射性物質に係る日本産食品の輸入規制の問題についての共同専門家グループを立ち上げる、そういう覚書を交わしたところであります。
これによりまして問題解決に向けた具体的な議論がスタートすることになりますが、日本産食品等に対する輸入規制の撤廃、緩和は重要な課題であると考えておりますので、その解決に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。
また、昨日行われた第七回日中韓サミットにおきましては、御指摘の日中韓FTAの交渉加速化に向けて連携をしていくということで一致をしたところであります。
日中韓のFTA交渉につきましては、農林水産省としては、農林水産品について、貿易実態等を勘案しつつ、そのセンシティビティーに十分配慮しながら、しっかりと交渉に取り組んでいく、その方針でございます。
この発言だけを見る →これによりまして問題解決に向けた具体的な議論がスタートすることになりますが、日本産食品等に対する輸入規制の撤廃、緩和は重要な課題であると考えておりますので、その解決に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。
また、昨日行われた第七回日中韓サミットにおきましては、御指摘の日中韓FTAの交渉加速化に向けて連携をしていくということで一致をしたところであります。
日中韓のFTA交渉につきましては、農林水産省としては、農林水産品について、貿易実態等を勘案しつつ、そのセンシティビティーに十分配慮しながら、しっかりと交渉に取り組んでいく、その方針でございます。
佐
佐藤英道#22
○佐藤(英)委員 着実に前進をされているということを伺いました。ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思います。
次に、治山事業について幾つかお伺いをさせていただきたいと思います。
御承知のように、昨年七月の九州北部豪雨は、豪雨による被害もさることながら、上流で大量に発生した流木が被害を更に拡大いたしました。福岡県だけで少なくとも二十万トン、五十メートルプールで百四十四杯分に相当する量だとも推定をされると聞いております。
突然家屋の中に大きな流木が突き刺さってきたという被害者の方のお話も耳にしましたけれども、こうした流木による直接の被害に加えまして、流木が河川の氾濫を増幅させたとも言われております。
JRの鉄橋で、流木が橋脚に大量にひっかかった状態で、ただでさえ豪雨でふえている河川の水をダムのように大量にため込み、そのために、河川の氾濫は想定を大きく上回り、想定外の上流箇所での破堤、溢水や、それに伴う浸水が発生したと分析をされているところであります。最後には、この流木でできたダムのために、鉄橋も流失されたと承知をしているところであります。
水が引いた後の地域は、田畑や民家が消え去り、大量の流木が残され、復旧の足かせとなったとも聞いております。
ことしはもう既に奄美地方で梅雨入り宣言がされましたが、今後、国内全域で降雨量が増加する時期に入ってまいります。
一昨年では、北海道でも台風被害で大きな被害がございました。
こうした災害の甚大化を引き起こした流木への対策について、農林水産省の対応状況はどのようになっているのか、まずお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →次に、治山事業について幾つかお伺いをさせていただきたいと思います。
御承知のように、昨年七月の九州北部豪雨は、豪雨による被害もさることながら、上流で大量に発生した流木が被害を更に拡大いたしました。福岡県だけで少なくとも二十万トン、五十メートルプールで百四十四杯分に相当する量だとも推定をされると聞いております。
突然家屋の中に大きな流木が突き刺さってきたという被害者の方のお話も耳にしましたけれども、こうした流木による直接の被害に加えまして、流木が河川の氾濫を増幅させたとも言われております。
JRの鉄橋で、流木が橋脚に大量にひっかかった状態で、ただでさえ豪雨でふえている河川の水をダムのように大量にため込み、そのために、河川の氾濫は想定を大きく上回り、想定外の上流箇所での破堤、溢水や、それに伴う浸水が発生したと分析をされているところであります。最後には、この流木でできたダムのために、鉄橋も流失されたと承知をしているところであります。
水が引いた後の地域は、田畑や民家が消え去り、大量の流木が残され、復旧の足かせとなったとも聞いております。
ことしはもう既に奄美地方で梅雨入り宣言がされましたが、今後、国内全域で降雨量が増加する時期に入ってまいります。
一昨年では、北海道でも台風被害で大きな被害がございました。
こうした災害の甚大化を引き起こした流木への対策について、農林水産省の対応状況はどのようになっているのか、まずお伺いしたいと思います。
礒
礒崎陽輔#23
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。
林野庁では、平成二十八年の北海道による台風十号による豪雨や、昨年の九州北部豪雨による流木災害等の発生を受けまして、全国の山地災害が発生するおそれのある森林を対象に緊急点検を実施し、その結果、緊急的、集中的に流木対策が必要な箇所として約千二百地区を抽出したところでございます。
今後、おおむね三カ年をかけて、流木捕捉式治山ダムなどの治山施設の設置、樹木の根や下草の発達を促す間伐等の森林整備等の対策を計画的に実施することとしており、平成二十九年度の補正予算及び平成三十年度の当初予算におきまして、既に千二百地区のうち約六割において着手を見込んでおるところでございます。
今後とも、こうした対策の着実な実施に努め、地域の安全、安心の確保に努めてまいりたいと思います。
この発言だけを見る →林野庁では、平成二十八年の北海道による台風十号による豪雨や、昨年の九州北部豪雨による流木災害等の発生を受けまして、全国の山地災害が発生するおそれのある森林を対象に緊急点検を実施し、その結果、緊急的、集中的に流木対策が必要な箇所として約千二百地区を抽出したところでございます。
今後、おおむね三カ年をかけて、流木捕捉式治山ダムなどの治山施設の設置、樹木の根や下草の発達を促す間伐等の森林整備等の対策を計画的に実施することとしており、平成二十九年度の補正予算及び平成三十年度の当初予算におきまして、既に千二百地区のうち約六割において着手を見込んでおるところでございます。
今後とも、こうした対策の着実な実施に努め、地域の安全、安心の確保に努めてまいりたいと思います。
佐
佐藤英道#24
○佐藤(英)委員 近年、温暖化による気候変動の影響で、我が国において一時間に八十ミリ以上の降水量を観測する回数も年々増加していると聞いております。また、地震や噴火も活発化しておりまして、国土の七割を森林で占める我が国においては、山地災害の激甚化と頻発化のリスクが高まっております。
山を育て、山を守ることで可能となる土砂災害の防止や土壌保全機能、水源涵養機能の向上がますます重要となってくるものと思います。
しかし、治山事業にかかわる予算は十年前と比べて約六割程度に縮減されておりまして、昨今増大している山地災害への応急的防災措置と発災後の復旧に係る経費で大半を使っている状況であるのも事実であると思います。このまま災害復旧などの対策事業で多くの予算が消費されているのでは、事前防災などの予防的措置には十分に予算が回らないのではないかという不安も感じているところであります。
国民の生命、身体、財産を守るために、減災や事前防災に要する予算の拡充が必要であると考えますが、御見解を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →山を育て、山を守ることで可能となる土砂災害の防止や土壌保全機能、水源涵養機能の向上がますます重要となってくるものと思います。
しかし、治山事業にかかわる予算は十年前と比べて約六割程度に縮減されておりまして、昨今増大している山地災害への応急的防災措置と発災後の復旧に係る経費で大半を使っている状況であるのも事実であると思います。このまま災害復旧などの対策事業で多くの予算が消費されているのでは、事前防災などの予防的措置には十分に予算が回らないのではないかという不安も感じているところであります。
国民の生命、身体、財産を守るために、減災や事前防災に要する予算の拡充が必要であると考えますが、御見解を伺いたいと思います。
沖
沖修司#25
○沖政府参考人 お答えいたします。
近年、集中豪雨や地震等による大規模な山腹崩壊など激甚な山地災害が頻発しており、林野庁としては、平成三十年度においても治山事業五百九十七億円を確保し、土砂の崩壊、流出や流木の発生を抑えるための治山施設の整備や、樹木の根や下草の発達を促す間伐等の森林整備等を計画的に実施しているところでございます。
今後とも、地域の安全、安心を確保する観点から、事前防災、減災に資する国土強靱化に向けて効果的、効率的な治山事業を推進するため、必要な予算の確保に努めてまいる所存でございます。
この発言だけを見る →近年、集中豪雨や地震等による大規模な山腹崩壊など激甚な山地災害が頻発しており、林野庁としては、平成三十年度においても治山事業五百九十七億円を確保し、土砂の崩壊、流出や流木の発生を抑えるための治山施設の整備や、樹木の根や下草の発達を促す間伐等の森林整備等を計画的に実施しているところでございます。
今後とも、地域の安全、安心を確保する観点から、事前防災、減災に資する国土強靱化に向けて効果的、効率的な治山事業を推進するため、必要な予算の確保に努めてまいる所存でございます。
佐
佐藤英道#26
○佐藤(英)委員 ぜひ、災害の拡大、また人命を守るためにも、しっかりとした予算の確保をお願いしたいと思います。
最後に、農泊について伺ってまいりたいと思います。
来日観光客は、ことし三月まで約七百六十二万人となり、昨年比で一六・五%増、二〇一五年と比べると、この三年だけでも約八五%も増加しております。こうした訪日客の多くが、次に訪日する際は農山漁村体験や四季の体験をしてみたいと考えているとの調査結果も出ております。
これからの観光に農泊が果たす役割は大きいと考えますが、農泊は、外国人だけではなく、都会に暮らす日本人にとっても魅力的な要素が多くあり、観光産業を担う一翼として、今後十分に成り立っていく可能性が高いとも考えます。
政府は、今年度、前年度比で二〇%の予算の積み増しを行い、六十億を計上して、ソフト、ハード両面での支援を進められております。
二〇二〇年度までに農泊に取り組む地域を全国で五百地域に拡大していくとの目標を掲げているとのことでありますけれども、三月二十三日には農山漁村振興交付金の農泊推進対策の申込みが締め切られ、応募状況もまずまずだと聞いているところであります。
今後我が国が観光立国として確立していくために、農泊の成否は極めて重要ではないかと考えますけれども、この成功の鍵となるポイントについてどのように捉えていらっしゃるのか、まずお伺いをさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →最後に、農泊について伺ってまいりたいと思います。
来日観光客は、ことし三月まで約七百六十二万人となり、昨年比で一六・五%増、二〇一五年と比べると、この三年だけでも約八五%も増加しております。こうした訪日客の多くが、次に訪日する際は農山漁村体験や四季の体験をしてみたいと考えているとの調査結果も出ております。
これからの観光に農泊が果たす役割は大きいと考えますが、農泊は、外国人だけではなく、都会に暮らす日本人にとっても魅力的な要素が多くあり、観光産業を担う一翼として、今後十分に成り立っていく可能性が高いとも考えます。
政府は、今年度、前年度比で二〇%の予算の積み増しを行い、六十億を計上して、ソフト、ハード両面での支援を進められております。
二〇二〇年度までに農泊に取り組む地域を全国で五百地域に拡大していくとの目標を掲げているとのことでありますけれども、三月二十三日には農山漁村振興交付金の農泊推進対策の申込みが締め切られ、応募状況もまずまずだと聞いているところであります。
今後我が国が観光立国として確立していくために、農泊の成否は極めて重要ではないかと考えますけれども、この成功の鍵となるポイントについてどのように捉えていらっしゃるのか、まずお伺いをさせていただきたいと思います。
野
野中厚#27
○野中大臣政務官 農泊については、国内外の観光客を農山漁村に呼び込み、日本ならではの伝統的な生活体験、また農村地域の人々との交流を楽しんでいただくことを通じ、農山漁村の所得向上と振興を図ることを目的として推進をしております。
このため、観光客のニーズに応じた魅力ある観光コンテンツの創出、農林水産業者を始め旅行業者、宿泊業者など地域の関係者が一丸となった取組等により、農泊を持続可能な産業とすることがポイントであります。
このようなことから、農林水産省といたしましては、平成二十九年度から農山漁村振興交付金に農泊推進対策を創設し、古民家を活用した宿泊施設の整備、地域の食材等を活用したメニューづくりなど観光コンテンツの磨き上げ、農泊に関係する地域の団体の役割分担や合意形成、運営組織の法人化等の体制整備等の支援を行っているところであります。
先ほど先生がおっしゃられました、平成三十二年に向けての五百地域の創出ということでありますが、現在の農泊推進対策の実施状況、昨年度は二百六地域でありまして、先生の御地元は十四地域、北海道は十四地域ということになっております。
今後とも、農泊推進対策により、意欲のある地域を支援することを通じ、我が国の観光立国の推進に資するように努めてまいりたいと存じます。
この発言だけを見る →このため、観光客のニーズに応じた魅力ある観光コンテンツの創出、農林水産業者を始め旅行業者、宿泊業者など地域の関係者が一丸となった取組等により、農泊を持続可能な産業とすることがポイントであります。
このようなことから、農林水産省といたしましては、平成二十九年度から農山漁村振興交付金に農泊推進対策を創設し、古民家を活用した宿泊施設の整備、地域の食材等を活用したメニューづくりなど観光コンテンツの磨き上げ、農泊に関係する地域の団体の役割分担や合意形成、運営組織の法人化等の体制整備等の支援を行っているところであります。
先ほど先生がおっしゃられました、平成三十二年に向けての五百地域の創出ということでありますが、現在の農泊推進対策の実施状況、昨年度は二百六地域でありまして、先生の御地元は十四地域、北海道は十四地域ということになっております。
今後とも、農泊推進対策により、意欲のある地域を支援することを通じ、我が国の観光立国の推進に資するように努めてまいりたいと存じます。
佐
佐藤英道#28
○佐藤(英)委員 今御答弁がございましたとおり、本当にこの農泊はやはり地方創生にもつながる一大事業でございますので、引き続き推進のほどをお願いしたいと思います。
また、今後やはりこの農泊が、公的支援に頼るのではなく、自立した産業として各地域でいかに発展し、定着させていくことができるかという観点が大変に重要なポイントでもあると思います。次のステップとして、農泊が産業として自立するために、地域が感じている課題をいかに解決していくかということも重要となるわけでありますけれども、農泊に取り組む団体の調査結果を見ると、多くの団体が人材の確保が課題と考えているようでございます。
各地で成功している地方創生の事例を見ても、取組の中核を担う人材の質が最も重要なファクターであることは明らかでありますけれども、農泊を担う人材について、どのような人材が必要であると考えるのか、またその人材の育成についてはどのような取組を進めようとしているのか、お聞かせいただければと思います。
この発言だけを見る →また、今後やはりこの農泊が、公的支援に頼るのではなく、自立した産業として各地域でいかに発展し、定着させていくことができるかという観点が大変に重要なポイントでもあると思います。次のステップとして、農泊が産業として自立するために、地域が感じている課題をいかに解決していくかということも重要となるわけでありますけれども、農泊に取り組む団体の調査結果を見ると、多くの団体が人材の確保が課題と考えているようでございます。
各地で成功している地方創生の事例を見ても、取組の中核を担う人材の質が最も重要なファクターであることは明らかでありますけれども、農泊を担う人材について、どのような人材が必要であると考えるのか、またその人材の育成についてはどのような取組を進めようとしているのか、お聞かせいただければと思います。
荒
荒川隆#29
○荒川政府参考人 お答え申し上げます。
農泊を持続可能な産業としていくためには、観光客のニーズをきちんと把握していただくというマーケティングですとか、それから、実際の農泊事業を運営いたします経営ノウハウを持った人材というものが不可欠であると考えておるところでございます。
このため、農林省といたしましては、農泊推進対策によりまして、農泊の取組地域が必要とする多様な人材を確保するために支援をいたしておるとともに、農泊に取り組んでいる地域の皆様に対しまして、農泊先進地域のノウハウを伝えるセミナーですとかシンポジウム、こういったことを開催することで、人材の育成、確保に努めておるところでございます。
さらに、特に農泊地域だけではなかなか確保しがたい料理人の方などいろいろな専門的な人材につきましては、料理人と農泊地域のマッチングを支援することなども通じまして、必要な人材の育成、確保に努めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →農泊を持続可能な産業としていくためには、観光客のニーズをきちんと把握していただくというマーケティングですとか、それから、実際の農泊事業を運営いたします経営ノウハウを持った人材というものが不可欠であると考えておるところでございます。
このため、農林省といたしましては、農泊推進対策によりまして、農泊の取組地域が必要とする多様な人材を確保するために支援をいたしておるとともに、農泊に取り組んでいる地域の皆様に対しまして、農泊先進地域のノウハウを伝えるセミナーですとかシンポジウム、こういったことを開催することで、人材の育成、確保に努めておるところでございます。
さらに、特に農泊地域だけではなかなか確保しがたい料理人の方などいろいろな専門的な人材につきましては、料理人と農泊地域のマッチングを支援することなども通じまして、必要な人材の育成、確保に努めてまいりたいと考えております。