神谷裕の発言 (農林水産委員会)

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○神谷(裕)委員 ありがとうございます。少し安心をしたところでございます。
 ただ、今いろいろと外交政策を見ていまして、では、TPP11を立ち上げたというのはよかったのかなとどうしても思うわけでございます。
 と申しますのも、本来、TPPワイドの形で、11を立ち上げなければ、そこに単純な復帰を促す、戻ってくださいという交渉だけで済んだんじゃないかな。かえって、TPP11を立ち上げてしまったがために、新規加盟国として協議を行わなきゃいけなくなった。そして、その協議の内容も、入ってくるためにはさまざまないわば交渉をしなければいけなくなった。
 だとすると、TPP11を立ち上げてしまって、実際に署名をして、今批准をしようとしている、これは意外とよくないんじゃないか。むしろTPPワイドのままの方がよかったんじゃないか、そして復帰の交渉を待っていた方がよかったんじゃないか、そんなことも実は考えたりするわけでございます。
 先般もこの委員会でお話ございました。アメリカにとって、十一月、政治の季節、中間選挙がございます。そして、今は一番当たりがきつくなってくる時期でございます。そういった前に、むしろ審議を急ぐというか、批准をして、批准というか、同意を与えてしまう、あるいは決めてしまう、我が国の態度を決めてしまう、これがいいのか悪いのか。むしろ、TPP11を、意図的にというか、漂流させてしまって、TPPワイドの方に戻るだけの交渉をする、そういったことが考えられるんじゃないか、戦略的に考えたら実はそちらの方がいいんじゃないか。
 私自身は、TPPに対しては実は間違いなく反対の立場でございますが、この国の国益、戦略を考えたときに、そちらの方がベターなような気がするんですけれども、いかがでございましょうか。

発言情報

speech_id: 119605007X01520180516_028

発言者: 神谷裕

speaker_id: 27080

日付: 2018-05-16

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会