神山佐市の発言 (文部科学委員会)

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○神山委員 おはようございます。自由民主党の神山佐市でございます。
 本日の質問の機会をいただきましたことに心より感謝申し上げる次第であります。
 さきの大臣の所信について幾つか質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 キッズウイークについて、有給休暇の取得率向上、観光地の混雑緩和のために学校の休業日を分離をし、そして、都道府県や市町村などの地域別に休みをつくるということの取組であります。
 まずは厚生労働省にお尋ねいたしますけれども、大人と子供が一緒にまとまった休日を過ごす機会を創出するため平成三十年から学校休業日を分散させるとのことでありますけれども、果たしてその狙いどおりにいくのか疑問に思っている部分もあるわけであります。
 幾つか問題点を提起していきたいというふうに思うんですけれども、まず、メリットとしては、大人と子供が一緒に休みをとることにより親子間の会話や時間が多くなること、そして、地域ごとに休みを分散することにより観光地や道路の混雑解消となるわけであります。観光地や地域活性化につながるということもあるわけであります。
 次に、デメリットと考える部分もあるわけでありますけれども、多くの方が懸念されるであろうことが幾つか考えられているわけであります。
 それは、雇用者の約四割を非正規雇用が占める中、有給休暇自体がない働き方をして、休んだ分の給料が減るというふうな働き方をしている方もいるわけであります。遊びに行くだけの出費を用意できない方も多いという声もあるわけであります。
 日本の法人の三百八十五万者のうち、九九%を超える中小企業があるわけであります。また、従業員が五人以下で、八〇%を超える小規模企業もあるわけであります。従業員のほとんどが有給休暇を取得すること自体が大変なので、自分だけ申請することはできないという企業で働いている方々が現状であるというふうに認識しているわけであります。
 また、子育て世帯において、有休は子供の学校授業や病気のときになるべくとっておきたいと思っているということもあるわけであります。それで有給休暇をとらないということも考えているわけであります。
 また、人手不足や周囲が休まないことを理由に日本人の有給休暇取得率は低く、有給休暇取得自体に罪悪感さえ感じている方々もおるというふうに認識しているわけであります。
 加えて、子供のいる家庭がキッズウイーク中に休みをとって、反対に、子供がいない家庭の人が休めず、休んだ人のフォローをしたり働くことになるのではないかと言われております。
 以上、問題点を指摘してまいりましたが、少しでも個々が自由に休みを設定できるような労働環境を整えるきっかけになってほしいと思っているわけであります。国民の意識改革が必要であるというふうに認識しているわけであります。
 求められるのは有休等をとりやすい制度づくりだと思うわけでありますけれども、どのような施策をお考えなのか、お伺いをいたします。

発言情報

speech_id: 119605124X00220180328_006

発言者: 神山佐市

speaker_id: 20172

日付: 2018-03-28

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会