佐野太の発言 (文部科学委員会)
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○佐野政府参考人 お答え申し上げます。
先生御指摘のとおり、文部科学省が平成二十七年に十一の研究大学を対象といたしまして実施しました大学教員の雇用状況に関する調査というのがございます。これによりますと、平成十九年度と平成二十五年度を比較いたしまして、任期なしの四十歳未満の研究者は四千九百八十人から三千二百九人と減少しているところでございます。
その主な理由といたしましては、一点目といたしまして、大学におけるテニュアポストの採用抑制に伴う若手研究者の任期なしポストの減少、さらには、二点目といたしまして、研究者ポストの硬直化、高齢化に伴う若手のポスト待ちの長期化、三点目といたしまして、研究人材の流動性、これは大学ですとか企業、公的研究機関のセクター間の流動性ですけれども、この流動性が低く、若手研究者の安定的な雇用環境を確保するのが難しい状況にあるというふうに考えているところでございます。
文部科学省といたしましても、若手研究者、さまざまな、今現在、卓越研究事業でありますとか、あるいは国立大学における人事給与マネジメント改革等を通じまして、優秀な若手研究者が安定かつ自立したポストについて研究できる環境の実現のために向けて、さらなる努力を図ってまいりたいと思っているところでございます。