畑野君枝の発言 (文部科学委員会)

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○畑野委員 憲法と教育基本法に基づくならば、教育内容に対する国の介入は極めて抑制的でなければなりません。
 今回の調査については、先ほども同僚委員からいろいろ紹介がありましたが、いろいろな立場の方が批判的な意見を述べられております。
 日本教育学会会長の広田照幸氏は、余りにもやり過ぎだと思う、個別に学校に問い合わせるには、法令違反が認められたり、いじめなど子供の教育に悪影響を及ぼすケースだったりする場合で、今回のケースは全く該当しないとおっしゃっておられます。
 馳浩元文部科学大臣も、私も許可を得させていただきましたが、ブログで、執拗であり、圧力、介入そのもの、公教育現場の授業内容に事細かく文科省が介入することは言語道断、民間人である前川さんに過剰反応することは文科省にとってマイナスにしかならないと述べられております。
 自民党の石破茂元幹事長も、あんな講演をやるのはいかぬじゃないかといって、文科省が一体どんなことだと。それはおかしくないですか、そんなことをやり始めたら言論の自由はなくなってしまうと述べておられます。
 今回の発端をつくった赤池議員も、その関与は重大で、その責任を免れないのは言うまでもないんですが、御本人のブログで、文科省が名古屋市教委へ出した詳細な質問書という手法に対しては、誤解を大きく招くもので、やり過ぎだと指摘したと述べられておられます。
 さらに、尾木直樹氏は、赤池議員は自民党の文部科学部会長、池田議員は部会長代理であると指摘した上で、自分が意図せずとも受けた相手が圧力を感じる、これ、パワハラの基本構造とぴったり重なる。林文科相も必要に応じて教委に問合せや事実確認をするのは通常のこととおっしゃるけれども、しかるべき肩書や権威を持ったら、みずからの言動が圧力になる可能性を自覚し、自重すべきと言って、教育基本法の「不当な支配に服することなく、」に抵触しているというふうに指摘をしておられます。
 前川氏は、退職後、各地で講演をされておりまして、私も一昨日、川崎で行われた講演会に参加をしてまいりました。憲法と教育基本法に関する大変すばらしいお話でした。
 前川氏は、昨年来、これまで多くの講演を行っていて、その場その場に応じた適切なお話をされています。私もマスコミ報道を見ました。その実績の中に、法令違反あるいは生徒の不当な不利益となる強い疑いが生じるような事実は何かあるのか、あるのなら具体的に挙げていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 畑野君枝

speaker_id: 11663

日付: 2018-03-30

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会