鰐淵洋子の発言 (文部科学委員会)
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○鰐淵委員 公明党の鰐淵洋子でございます。
本日は、学校教育法等の一部を改正する法律案につきまして質問させていただきます。
今さまざま課題がございまして、与党としましてその対応をしっかりとしていかなければならないと思いますが、その一方で、国民生活にかかわること、また子供たちの教育にかかわることについてもしっかりと審議を前に進めていかなければならないと思いますので、本日は、そういった意味からも、本法についてしっかりと質問をさせていただきたいと思いますので、最後までどうぞよろしくお願い申し上げます。
子供たちの最大の教育環境は教師でありまして、その教師は、教科書をもとに子供たちのために授業を行ってまいります。
今回の法改正は、教育環境の中で大きな役割を果たしております教科書にかかわる重要なものであると認識をしております。また、教科書といいますと、先ほども高木委員からお話がございましたが、私たち公明党も大変に思い入れがございまして、昭和三十八年から段階的に始まった義務教育の教科書無償配付ですが、これは、その当時の柏原ヤス参議院議員が国会で取り上げまして、尽力をして実現したものでございます。柏原議員は学校の先生をされておりまして、小学校五年生の教え子がお金がなくて教科書が買えない、そういった切実な声を受けまして、議員になられてから義務教育の教科書無償配付に取り組まれた、そういったことでございました。
子供たちの学びが、親の経済状況であったり、また住む地域によったり、また学校の環境や教師の能力によって影響されることがあってはなりませんし、子供たちのための教育環境の整備を進めていくことが大変に重要な課題になってくるかと思います。
義務教育の教科書無償配付から約五十五年がたちまして、教育現場もさまざま大きく変わってまいりました。そういった中で、最近では内閣府が、ソサエティー五・〇、科学技術が開く新たな社会、こういったものを提唱しております。我が党としましても党内に、浮島委員を座長といたしまして、Society5.0社会に対応した教育の在り方検討PTを立ち上げまして、これまで十二回にわたって、勉強会、また視察等を重ねてまいりました。
私たちも、このソサエティー五・〇、これは一体何なんだろうかというところからスタートいたしまして、さまざまな専門分野の方からお話を伺ってまいりました。その中で、どんなに技術革新が進んだとしても、最終的には人が重要であって、さらには、人をつくる教育が大事なんだというところに行き着いたと思っております。そして、その教育とは、子供たち一人一人の個性を生かすものでもありまして、また一人一人が輝けるということ、それを目指すことも大事かと思いますし、そのためにも、その人に合った、個人個人に合った多様な学び方が求められていることも実感をいたしました。
そこでまず、林大臣にお伺いしたいと思いますが、林大臣御自身もこのソサエティー五・〇に大変に御関心を持たれていると伺っておりますので、ソサエティー五・〇社会に対応した教育のあり方について、まず大臣の御見解をお伺いしたいと思います。